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仕事中に部下が酒を飲んでいた。あなたなら、どうする?

いつも「冷製マネジャー日記」にて、乙武の右腕ことキタムラに、けちょんけちょんに悪口を書かれている。ちなみに当の本人は、「ボスの悪口を毎週書いてると給料が振り込まれる」とケタケタ笑っている。くそう、今日はちょっと仕返ししてやる。

あれは、たしか昨年5月。1回目の緊急事態宣言が発出されていたときのことだ。そう、1回目の緊急事態宣言と言えば、まだみんながいい子に宣言を守っていた頃。世界有数の繁華街と言っても過言ではない新宿では、まるでゴーストタウンにでもなったかのように、人の姿が街から消えていた。

私もしばらくは自宅での書き仕事に徹し、キタムラにも可能なかぎり自宅でのリモートワークに切り替えてもらっていたのだが、ある日、原稿を書くにあたってどうしても必要な資料があったため、買い物帰りに事務所まで行くことにした。

その日は5月にしては日差しが強く、事務所に到着した頃にはすっかり喉が渇いていたので、お茶でも飲もうと冷蔵庫を開けた。すると、オフィス用の決して大きいとは言えない冷蔵庫のど真ん中に、鹿児島の芋焼酎「三岳」が「ここの主役だ」と言わんばかりに鎮座していたのだ。おまけに、キッチンの流しのところにはアサヒスーパードライの空き缶が2つほど転がっているではないか。

あいつ、事務所で飲んでやがるな……。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116

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