森のこどもたち代表 林桃

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森のこどもたち代表 林桃

はままつ森のようちえん森のこどもたち代表。 自分の子育てについてはfacebookにて友達限定で投稿しています。 https://www.h-morinokodomotachi.com https://www.facebook.com/hamamori.momo

最近の記事

心が動くこと

「ももさん!みてー、そらがあおい!」 「本当だ。雲がないね。綺麗だね。」 年中児のYくんが嬉しそうに話かけてきました。 寒い冬がすぎ、梅や桜の花が咲き始めた3月の暖かな日でした。 普段、いくら 「みて!雲ひとつない空だよ!」 と子どもたちに言っても 「うん。しってるよー。」 「わー、ほんとうだね。(一瞬見るだけ)」 さっぱりした答えが返ってくることが多いです(笑) 空はいつだって青いです。(だいたい) でもYくんはこの日、自分で空が青いことに気づき、 それを誰

    • 森のようちえんを卒園して小学校は大丈夫?

      「森のようちえんを卒園した子は小学校に行ける?」 「小学校で座っていられる?」 そんなことを聞かれたことがあります。 そもそも私は 小学校に行けるようになるために 小学校でいい子に過ごすために 森のこどもたちを開園したわけではありません。 私は全ての子どもたちに 「前を向いて生きていく力」を身につけてほしいと思っています。 そのために幼児期に自然の中で 自分の身体を使って思いきり遊び、 たくさんのことを感じて、 たくさんの経験をして過ごしてほしいのです。 幼児期は小

      • 少人数教育から大人数教育へのギャップ

        「少人数に魅力を感じる。でも…。」 「少人数教育の場から大人数教育へ移るときにギャップがあるのでは?」 「子どもが馴染めるか分からなくて不安がある」 とても良く聞かれます。 私は、 全校生徒30人同級生6人の小学校を卒業して 全校生徒600人同級生200人の中学校に入学しました。 実際ギャップがあったのか? ギャップにどう対応したのか? 自分の体験をもとに15年経った今思うことをお話します。 実際にギャップがあるのか?と聞かれれば 私はギャップをものすごく感じました。

        • なぜ小学校を作りたいのか

          森のこどもたちで自ら生きていく力を育ててきて、みんな本当にキラキラした目でとても前向きに卒園をしていったのに学校での生活に苦しさを感じる子がいました。 学校に対応できない子どもが悪いのか? そうではなく、そこに合わせるしかない、他に環境がないことが問題。 実際、小学校を探していたり小学校の教育に疑問を持つ保護者の方とお話しして、無いなら作ればいいのでは? 日本や世界を見れば参考にできる学校はたくさんある。 子どもたちの様子を見ていたり、保護者の方とお話しする中で私がやるこ