弱メンタル的努力型天才の可能性


子どもの頃から親に出来ないことばかりを指摘されては叱られ打たれ、褒められることなんて全くなかった。

努力して勉強し通知表に5が並んだときも唯一残った"英語 3"と言う結果だけを拾いまた叱られた。


今の仕事に転職してからは、やれることはなんでもやってきたつもりである。幸い平均値よりは上の成績を残せた部分もあり、仕事で表彰される機会も頂けた。
他の人から、そのハングリーな姿勢のエネルギー源は何なのか問われるが、それは恐らく"英語 3"の恐怖心だろうと思う。
何かが出来ていても、何かが劣っていると、結局は人に負けているという劣等感からくる恐怖心。それを払拭する為にがむしゃらに取り組み、暗く冷たい足下が見えないようにしていたらここにいた。

劣等感が人一倍強いことが根底にあるが故に、劣っていること、進行形にて劣っていくことへのプレッシャーがすごい。

負けず嫌いで、ポテンシャルがあったとして、メンタルがその強度には比例しないのは大変ヴィランの素質が高いと我ながら痛感する。


他の人たちは表彰台に立つ私に、凄い凄いと言っているので天才に化けることは出来るのだろうがまだ本質は凡以下のまま燻っている。

どこかでふっと落ちてしまう日が怖い。

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