自分の心に話しかけ、自分の心を守る
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他人からの言葉や態度に、心が揺さぶられる事は多々あります。
人は見えるものに意識がいきますから、良い言葉には喜び、悪い言葉には悲しみ、怒ります。
見えないもので、唯一分かるものがあります。
それは、「自分の心」です。
人の心は分かりません。いくら考えても、想像でしかないのです。
でも、自分の心は分かります。
嬉しい、楽しい、悲しい、怒り。
何で心が揺れ動いたのかも分かります。
この際、心が揺れ動いた原因は、無視します。
考えても、分からないですし、考えすぎると、人ばかり見てしまう事になります。
不安や悲しみ、怒りで乱された自分の心に語りかけます。
「辛かったよね。我慢したよね。頑張ったよね」
自分で自分を受け入れます。これを自己受容といいます。
自分が弱いからとか、情けないとか、責める気持ちが出てくると思います。
それも、受け入れます。自分は弱い、情けない。今は。
そう、今はです。今を受け入れれば、人は強くなれます。
スポーツの世界と一緒です。素直に負けを認めた人ほど切り替えが早く、負けた経験があるので、乗り越えるイメージがつきやすいんです。
自分も練習中ですが、この自己受容が出来ると、楽です。
自分を責めなくなります。
勝ちを自慢したり、攻撃的な人がいたら躊躇なく無視出来ます。
自分の心を守れるんです。
心が守れたら、心は安定します。
そして、安定剤はいらなくなります。
心に話しかけ、心を守りましょう。
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うつ病+社交不安障害の難治性うつ病。現在は寛解中。ただ、寛解に10年以上かかってしまいました。
同じように苦しまれている方の少しでもお役に立てるならと、自分の体験や思い、考え方を書いていきます。