非同期のゼミ型で行うLMSを使った業務フロー研修開始
LMSって何?
シビックテック・ラボでは研修やワークショップにもLMSを使っているので少しご紹介。
LMSとは、学習管理システム:Learning Management Systemの略称で、教材と受講履歴・成績、学生の管理が一緒にできるものとなっていいます。
今、eラーニングの仕組みも、数多く出回っていますが、下手すると動画の共有サイトのようになってしまって、学びや定着したかが非常にわかりにくい状態になってしまいがちです。そこで、今回はLMSを活用して研修にトライしようとしているわけです。
今までは、やることとしては定型の研修ではあるが、個別課題や業務は違うので今までは多くの自治体をリアルで回って対応してきましたが、LMSを使えばこんなことができるようになり、より対応の幅が広がると考えております。
実際に、こんな効果があるのでは!と考えています。
1、時間で集まるでなく自分で時間を作って対応できる
→ 参加したい人が自発的に参加できる!
2、集合研修と同様にディスカッションができる
→ 議論をすることで内容を深く考えられるし、後から見た人も、こんな議論があったのかと確認することができる。
3、レポートや宿題の添削も可能!
→ リアルタイムでないからこそ、ゆっくり添削や確認コメントができる。
実際どんなところで使ってるの?
本年度より、藤沢市のDXリーダー約120名に向けて「業務フロー研修」として提供開始しました。
まだ、始まったばかりなので、どんなふうになるのか、どんなかだが浮き彫りになるのかわかりませんが、そんなところも込みで実証と検証をしていきたいと思います。
スライドとディスカッションとテストを組み合わせ、各コマで何を目標にして覚えていくかというところは、まさに大学での講義と同じですし、最終成果を講師に確認してもらえる点は、単にeラーニングで受け身で聞いているだけとは大きく違う点となるでしょう。
今後、どんなことに使おうとしてるの?
1、漠然と考えているものとして、リアルタイムで実施した研修を動画編集して載せていくのはありだなと思っています。
例えばデータアカデミートライアルや、個別のBPR研修など受講者が自分で考えて答えを出していくタイプのものはありです。
2、また、セミナータイプ+レポート添削のものも相性が良いかなと思っています。このセミナーを受けてどのように変わったのか、使えるものができたのかをアウトプットさせることで、研修の定着にもなりますし。
3、複数自治体で受けた方がいいものもあると思っています、同一の課題や改善点をディスカションしながら進めていくようなものは、まさに非同期であればこそ参加しやすくなります。
引き続き、オンライン・リアル・LMSを含めて色々な方法を模索しながらどうすれば実装につながるか、定着するかを考えてきたいと思います!
研修もまたアジャイルにどんどんやっていきながら変えていく!
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