サウンドストリート
「良質な超ヘビーリスナーですよ、僕は。書き手としてはどうかは置いといて。」
甲斐よしひろが先日、BS朝日「ザ・インタビュー」という番組でそう語っていた。子どもの頃好きになったストーンズ、キンクス以来、自分が「いい!」と思ったアーティストはほとんど成功している、とも言っていた。
言われてみると思いあたる節がある。
1980年ころ、彼がパーソナリティをつとめていた、NHKFM「サウンドストリート」でプッシュしていた曲があった。
『アンジェリーナ』
『嵐の金曜日』
『ダンシング・オールナイト』
の3曲。それぞれ、佐野元春、ハウンドドック、もんた&ブラザースのデビュー曲である。
押し順は書いた順番。特に『アンジェリーナ』はお気に入りで
「なんで売れないんだろう。時代的に早すぎるのかなあ」
とよく言っていた。
『嵐の金曜日』も、ツアー先の飲み屋で聴いているという話をしていた。
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