#企業内診断士
中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)
診断士試験の勉強をしている頃、財務・会計と並んで苦手だった科目が「経営上情報システム」でした。もともとITには苦手意識があった上に、2000年から2005年、極めてアナログな会社に勤めていたので(その会社のPCは、僕が辞めた後、2008年になってもDOSを使っていました)、デジタル化の波に乗り遅れていたのです。そんなこともあって、見るのも嫌な状況でした。
それが10数年経ったら、支援先からデジタ
「事業計画書」はなぜ必要か?
先日、「事業計画書の書き方と作り方」について書いて欲しいと依頼を受けて、次のようなコラムを寄稿しました。
■起業に事業計画書は必須ですか?僕が起業創業時における事業計画書の作成に、それほど高い価値を見出していないのは一部の人にはばれています。そういう人から見ると「よくこんなことを書くな」と思われたかもしれません。
そもそもイノベーティブな事業の発想は、机を前にうなっていても降りてくるものではあ
経営理念と経営戦略~理念はいかにして生まれるのか
先日、(並び)幹事をしている「アート思考研究会」で登壇の機会をいただきました。テーマは
◆アート思考で創造する 経営理念と経営戦略~理念はいかにして生まれるのか
一昨年から「経営戦略」についてお話しする機会を何度かいただいていました。そのたびにほぼ半分の時間を「経営理念」の話に費やしてきました。理念と戦略は切っても切れない関係だと思っているからです。今回はそこから一歩踏み込んで、理念はどうやって
「NPO法人会計基準」を学んでNPO法人経営支援へ
FATという研究会に参加しています。デブが集まった会ではありません。Finance,Accounting,Tax,の頭文字をとって命名した、財務・会計のための研究会です。
過日その「FAT」で講師をしてきました。テーマは「NPO法人会計基準について」です。
僕も決してNPO法人会計基準に詳しいわけでもなく、まして専門家なわけでもありません。昨年の11月、ある研究会でレクチャーを受けてから少しず
働きながら大学院で学ぶ
昨年の4月から大学院に通っています。明治大学大学院博士課程前期経営学研究科経営学専攻マネジメントコース、要するに社会人大学院の修士課程になります。
大学院に行きたい気持ちはかなり以前から漠然とですが持っていました。極端に言えば、大学を卒業してからずっと心に秘めていたように思います。とはいえ具体的なものはなにもありませんでした。どうやったら入れるか、金銭的にいくらかかるのか、など調べればすぐわかる
製造業の支援を通して
中小企業診断士を名乗っている以上、中小企業を支援するのは義務だと思っています。まして僕の勤務先は中小企業です。勤務先を良くしていくのも診断士としての仕事だと考えています。実は勤務している会社を支援先として見ている部分もありまして(笑) そうやってちょっと突き放して、客観的に、俯瞰的に見られた方がいい場合もあるのではないかと思っています。
勤務先は大分類でいえば製造業になります。それだけに製造業を
「本当に大切な話は懇親会で聞ける」の意味するところ
「飲み会で仕事をもらえるという話があるのですが……」
東京都中小企業診断士協会の秋大会内で開催される「企業内診断士交流会」。昨年まで2年間、運営に関わってきたイベントですが、今年は幹事を卒業し、気楽に一観客の立場で参加していました。
「~パラレルワーク時代到来!~1.5時間でスッキリ!診断士における副業・複業のリアル」をテーマに、多彩な活躍を見せている方々によるパネルディスカッションが行われま