24時間換気システムについて話し合う。

まず、24時間換気システムとは、その名の通り1日中建物内の換気が行われるように設計された仕組みのことです。
最近のお家は気密性が高く、空気が家の中にこもってしまうとシックハウス症候群になってしまう危険性があります。このシックハウス対策として、お家の中の空気が1時間で半分の空気が入れ替わるるように計画的な換気を行ってくれるのが24時間換気システムなのです。

住宅ですと第1種換気と第3種換気があるんですが、僕の提案する住宅には3種は考えにありませんので、1種のみで考えます。

第1種は機械で給気、排気を行うんですが、これにも、大きく2種類ありまして、ダクトを用いるか、そうでないか。

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わかりにくいですが、画像は各部屋にダクトを配管して換気を行います。1種で考えるならコストも悪くなく、各部屋の温度差もなくなるような動きもしてくれます。部屋に換気扇が目立たない。ただ、一番のデメリットは場合によっては湿気も流れますし、ホコリも通ります。つまり、長い目で見ればカビや掃除の問題があります。ダクトを取り替えたり、掃除をするのはまぁ大変です。

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そしてダクトレス。壁に取り付けた換気扇が空気を入れたり、出したりします。ダクトがレスだけあってカビや掃除の心配がありません。あっ、フィルターの掃除は必要です。デメリットは高性能な1種換気はそこそこ室内で存在感をだし、個数もそれなりです。コストも決して安くありません。

今は新たな商品を考えている中で、換気システムに限らずコストと性能で悩んでいる最中です。ちゃんと先にはお客様の顔を浮かべています。コストが見合えばダクトレスでキマリなんですが…

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