帰ってたら手洗いをする間取り提案について

最近はコロナの影響があって手洗い習慣が身に付いてきました。それに伴って「帰ったらすぐに手洗い！」っというわけで玄関の側に簡単な手洗いが欲しいという方も多いと思います。

ですがこの手洗い僕は1年くらい前からご要望をお聞きすることが増えてきました。

でも、ただでさえ洗面化粧台、トイレの手洗いとすでに2か所手洗いが存在しているので、ここで新たに手洗いを考えるとなると当然コストUP！

そして玄関の側となると何かと家に来る人に目立つので、ソコソコおしゃれにしたい。単純な手洗いでは切なくなってしまうのでやっぱりコストUP・・・

なので間取りで解決しました。1つ目のお家

思ったより見難いですが、説明しますと、玄関→ホール→LDKという導線と玄関→ホール→洗面脱衣室（これだと部屋を介することなく手を洗いに行けます。

2つ目のお家

ホールに続くトイレの手洗いを利用する。この間取りはそもそも友達が来た時、トイレ行きたい！ってなった時に家の奥に行かなくても大丈夫ってコンセプトにしています。トイレがLDKの奥のドアを通ってだといくら親しい友達でもお家の裏方（キッチンとか）が見えるのは嫌ですよね。それを解決しています。そしてこの設計にする時、まともにトイレの入り口が見えないようにします。お家に入っていきなりトイレが出現はNGでしょう。もう一つこの配置のメリットは来客があって洗面貸して欲しいとなった時、洗面脱衣室（普段僕はカッコつけてドレッシングルームと呼んでます^^）に案内するとなるとこれもこれで、家の奥まで見られたり、なんとも脱衣所をさらけ出すことになります。たとえ、図面のようにトイレの外ではなくて中に手洗いがあったとしても、しっかりとちょっとおしゃれに作っておけば、堂々とトイレの手洗いに案内できます。まっ、その手洗いを帰ってきた時に使ってもらえればという提案でした。