市街地を歩くとき、もしくは地下鉄の乗り換え中に聞く音楽

皆さん移動中は何をしていますか。
俺は切り抜き動画の音声か音楽を聞きながら歩いています。
移動の中でも特に地下鉄の乗り換えや、駅を出て目的地に向かってひたすらビル街を練り歩くときは手持ち無沙汰になりがちです。というかこれは何らかの症状なのかも知れませんが、俺は常に音声情報か文字情報を入れるか出すかしていないと所在なく感じます。
なので歩行中は基本的に音楽かyoutubeを流しているのですが、特に多いのがゲームやアニメのBGMです。
自分の人生にもBGMを付けたら多少は面白くなるかな~と思って聞きながら歩いてみると結構楽しいんですよね。

自分が普段使ってるBGMを紹介するので、プレイ済み・視聴済みの人は是非試してほしいです。未プレイ・未視聴の作品はクリアしてから聞いてみると感慨深さを味わえると思います。

1.Tokyo Daylight/『ペルソナ5』オリジナル・サウンドトラック

東京を歩くと言えばこれ。
非日常の中の日常を醸し出してくれて足取りが少し軽くなる。Daylightって名前だけど夜にも合うよね。
この曲を聞きながらパチンコ屋に入ったらパチプロのおっちゃんとイベントが始まってなんだかんだ仲良くなって主人公に協力してくれて……みたいなのをよく妄想してました。
作中ではコープ(NPCとの親愛度イベント)に向かう時とかによく聞く曲なので、誰かと遊びに行くときとかに聞くといいと思います。

2.Life Goes On/『ペルソナ5』オリジナル・サウンドトラック

これもペルソナ5から。
主人公が高校のテストを受けてる時のBGM。
曲名がいい。人生は続いていく。
これを聞いてると単に歩いてるだけで確固たる目的に向かって颯爽と進んでいるような錯覚が味わえてお得。
大学に行くときとかに聞くといいと思います。

3.Price/『ペルソナ5』オリジナル・サウンドトラック

これは3つ目のダンジョンのBGM。ダンジョンBGMの中で一番好きかもしれんわ。

最近は謎の外国人がペルソナの曲を演奏している動画を聞きながら歩くことが本当に多い。逆境の中すまし顔で歩く主人公のような気分になれて最高です。帰宅時におすすめ。

4.Heartbeat,Heartbreak/ペルソナ4オリジナル・サウンドトラック

ペルソナ4から。
4は5と舞台は違うけど大きな物語に巻き込まれつつある状況での日常感、嵐の前の不穏さを孕んだ日常感は共通していて、自分の些細な日常の営為が壮大な物語に繋がっているような気になれるので通学通勤におすすめです。

5.When The Moon's Reaching Out Stars/ペルソナ3 オリジナル・サウンドトラック

テンポがそこそこ速いので歩くのも少し速くなる。
作中では放課後のショッピングモールで使われている。
昼に遊びに出かけるときに聞くと自分がこれから何か壮大な出来事を引き起こそうとしているように思えて気持ちいい。
曲調と違って歌詞は平成のラブソングみたいでちょっと面白い。

6.君だけの旅路 Re:boot/君だけの旅路 Re:boot

この歌はPS2版うたわれるもの、うたわれるもの散りゆくものへの子守唄の主題歌です。聞けばわかる通りこの歌では自分の足で道を歩いていくことがテーマになっていて、リアルに歩く行為とも相性がいい。
自ら行動を起こすことを急かされると同時に肯定もしてくれる曲で、仮に歩いている道の先がドロップアウトに繋がっていても、それでもいいやと思わせてくれる。

7.偽物/偽物語 劇伴音楽集

貝木泥舟のテーマ。
これを聞いてると自分もあの胡散臭い空気のシーンの一部になっているんじゃないかって思えてたまに聞く。

おわり

ゲームやアニメの日常BGMが多いのは、やっぱりそういう物語に組み込まれたい願望の現れなんだろうなぁ。
おそらく音楽を通して作中の主人公達が過ごした"壮大な非日常"の中にある"日常"に、自分の日常をオーバーラップさせて気持ちよくなっているのでしょう(他人事)。

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