宇禰 日和

    • 詩
      • 22本

反射板の夜

ピストルが合法の国にいたらとっくの昔のこんな夜に死んでいただろうと思う。 わたしは 努力ができずそのくせ良い結果ばかり求め折り合いのつかなさに死にたがり他人に求…

COVID-19

適切な距離を保つ  物理的な距離の分だけ連絡が途絶えた  あの夜  首元にハサミを突きつけられて 「きみならいいよ」といった唇  責め立てる文章でしか話せないわたし…

空白

こころがつらくなってくる つらい という言葉には かなしいとかくるしいとか ふあんとかさびしいとか さむいとかこわいとか だきしめてほしいとか 全てが混じり合っていて…

日記 (2020年5月2日)

連日のコロナニュースや先行き不透明さから落ち込み二日間ほとんどなにもせず(この何もせずとはトイレや食事、風呂の放棄)ベッドで夢を見続けた。 何度か夢を見ては起き…

ナウシカ

緊急事態宣言が発令された大型連休に乗換の地下道にいて、ただどこにいくあてもなくぼんやりと発車を知らせるアナウンスや、移動はおやめくださいという聴き慣れてしまった…

新たなる人

誰かのことを責めたかったわけじゃない けれど責め立てなければ泣くことが出来なかった、怒らないでください、奪わないでください、できないんです、声が追いつかないんで…