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どのようにして他業界・未経験から、化粧品の処方開発職に就くことができたのか。

皆さま、こんばんは!
先日ラジオの収録があったのですが、その時も話題に出ましたし、本当によく聞かれます。「どのようにして化粧品の処方開発職に就くことができたの?」と。
お答えするために、そして転職を考えられている方のご参考になればと思い、今日は少し踏み込んで私の経歴も織り交ぜながらお話をさせてもらえたらと思います。

私の経歴ですが、合計5社を経験しています。
食品業界3年、化粧品業界15年。食品メーカー、化粧品OEMメーカー、化粧品メーカーに勤め、企業規模も上場企業(一部・二部・JASDAQ)から100名以下の中小企業まで大小様々。
さらに職種も、食品:メニュー開発→品質管理→ 化粧品:研究開発、商品開発とバラバラ。

処方開発職は知識と経験を必要とする技術職なので、いくら未経験可であっても、(本当に)未経験、さらに化学系の学部ではなかった上に、化粧品業界自体が未経験・・なのに採用されることは正直、稀だと思います。
そんな私なのにどうして書類選考が通ったのかは今考えても不思議なくらいですが、面接では私が崇拝レベルで好きだったブランドを例に挙げ、そのブランドがもつ魅力と、入社したらどういう商品を創りたいかということを熱く語り続けました。最終面接(4次面接)までひたすら必死に・・。すると社内でも意見が分かれたそうですが、その熱意に賭けてくださり採用されました。

転職の場合は、年齢相応の経験やスキルももちろん大切だと思います。
でもそれよりも、その会社の企業理念に共感することができ同じ方向を見ることができるか、そしてその会社で自分は何が出来るのか。何をしたいと考えているのか。を心を込めて伝えることが出来るかだと思います。あとは学ぶ姿勢!!
さらに言うならば、分野とか枠を越えてもいいと思うので、今までの自分の中で何か一本筋の通るものを見つけてみると良いかもしれませんね。私の場合でしたら、製造業で商品開発(ものづくり)に直接関わる仕事をしてきたこと。のように。
おそらく皆さまも、一見バラバラでも何か共通してることはあると思います。それが自分の好きなこと、得意なことに繋がると思います。

私は経歴が良いわけでもないです。面接も本当に苦手です。説明下手だし、とても緊張するので、いつも声が上擦ってしまいます。さらに私は一本勝負スタイル(他社を受けない)で挑んでいたので、転職回数の割に面接経験が少ないこともあり、面接のコツなんてものを知りません。

でも実際、私自身、採用経験もありますが、結局は、この人と仕事をしたいかどうか。が全てだと思います。能力とか、うまく伝えるかではなく、いかに気持ちを伝えられるか。そして気持ちを伝えられたら、あとはその会社のスタイルや面接官との相性が合うか、そしてタイミング次第なので、もしダメだったとしても落ち込んだり自分を否定したりしないでくださいね!

話が少々ズレて長くなってしまいましたが、後半は転職を考えてらっしゃる方や何かに新たなことにチャレンジしたいと思っている方のご参考になればと思い、書かせていただきました。
興味を持ったり、したいと思ったことは、自分がもつ固定概念や世間の常識とやらに囚われず、まずチャレンジしてみる!ですね。

今は個人で職種とか関係なく、出来る限りのこと全てして、日々学ばせてもらってい、なんとか自分の目標に向かって頑張ることが出来ています。

もし化粧品業界や転職活動などで私に聞きたいことがあれば、ご連絡くださいね。アドバイスできるほどではないですが、一緒に考えることはできると思いますので^ ^
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(写真は打ち合わせ中のもの。おそらく30歳くらいだと思います。)



 

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