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トガプロトコロナ

こんにちは。
トガプロのぺいです。
ウイルスの影響で、「移動ができない」という大きなハンデがある中で、できることは何でしょうか?文字で伝えること、オンラインの会話で伝えること、まだまだ他にもあるかもしれません。トガプロとしても当分、利賀村には行けない中で新しく入ってきた三年生含め、どう活動を伝えていくかということを考え中です。その1歩目としてトガプロメンバーの「トガプロに入った理由と去年の振り返り」を文字という形にして伝えようということになり、今日からリレー形式でノートを始めます。

なんだかゼミブログの二番煎じのような気もするので、ちょっとした違いを作るために、裏テーマを設定することにしました。題名が裏テーマとなっています。

トガプロに入った理由

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僕は高校、大学と全国自転車一人旅をしていました。
フェリーでの移動中、飲み物を差し入れてくれた熊本のご夫婦や、パンクし、替えのチューブもなくて途方に暮れているときに自転車屋まで運んでくれた岩手のおじさん。疲れて座っているときに軽食を出してくれた佐賀のおばあちゃんなど、何気ないことかもしれませんが、その一つ一つの出会い、経験が首都圏で暮らしてきた中であまり感じたことのない、地方の一つの魅力として映りました。
その一方、閑散とした街、北海道の震災、沖縄の基地問題など、その道中で地方が抱える課題にも触れる機会があり、都会が持ってない、魅力と課題を持った地方という場所で、学生生活最後の二年間、活動をしたいと思いました。
その時に知ったのが牛島ゼミのトガプロであり、利賀村についてや、トガプロとしての活動を先輩から聞いて、入ることを決めました。

入ってみて

そういった経験から地方について全く知らないわけではなかったものの、実際に利賀村に行ってみて、利賀村の人たちの愛の強さに驚かされました。
初めて利賀村に行ったのは春祭りの時でした。獅子が舞い、太鼓や笛の音が鳴る中で、一日かけて村を巡ります。途中の休憩や、祭りの前後の時間で食事をし、そこで村の人と話す機会がありました。
利賀村の魅力を話す人、利賀村の未来について語る人、トガプロを応援してくれる人、形は違えど皆、利賀村について考え、“愛”を持って語るのです。
そういった人がいるというのは、都会ではあまり感じたことのないもので、とても素敵なことだと思いました。
利賀村をGoogleマップで見てみてもどこにも人は写っていません。ただ、小さな村の中には村を思うたくさんの人がいて、祭りやイベントで一つにまとまる瞬間があります。そこには活気があり、魅力があり、トガプロとして活動したいと思える力があります。

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利賀村は「人口が少ない」「場所が離れている」という大きなハンデがある中で、トガプロがトガプロのためにできることは何でしょうか? そもそもそれはトガプロとして活動していく上でのハンデなのでしょうか?ハンデという言い方ももちろんできますが、条件という言い方もできますし、特徴という言い方もできます。

置かれた状況を変えるのは困難なことです。それは目的でも役割でもありません。だからこそ現状を受け入れ、その先に出した答えにこそ価値があると思います。

どのような状況下であっても、「ハンデ」というどうすることもできないマイナスを考えるのではなく、「特徴」というプラスとして捉え、それをどう生かしていくか。ゼミの理念である“something new, creative first.“を体現する意味でも、この一年間はゼミ員として、トガプロとして、個人として試されている気がします。

次回の担当ははるなです。裏テーマは「利賀村で読みたい小説」。どんな小説を選び、それに絡めてどんなことを書くのでしょうか。とても気になりますし、ぜひその小説を読んでみたいです。

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追記:20期に向けて
オンラインで利賀村の人と話す機会を作ろうと考えています。
たくさんの人に少しでも利賀村、トガプロについて知って感じてほしいので、他のプロジェクトを志望している人もぜひ参加してください。
詳細については今後発表していきます。
今年の春祭り(GW)は利賀村に行けませんが、ゼミ自体は二年間、そしてトガプロは卒業後も関係を続けられるのが魅力の一つなので、今年だからできること、来年以降できることを一緒に考えて頑張りましょう!!

いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。