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今後の進路について考える28歳看護師

こんばんは。本日、夜勤明け。いやーー忙しかった。忙しかった。今日はお仕事の話と、今後の進路の悩みについて綴ろうと思います。またまた乱雑、自分語りの文章ですが、同じように悩んでいる方と気持ちを共有したり、転職経験者からのアドバイスがもらえれば嬉しいです。


1.転職を決めた理由

目次なんかつけてみちゃったりして。ちょっと緊張。


新卒で総合病院の看護師になって、7年目。中堅、って言われる立場。何だかしっくりこない。でももう若手って言える程、フレッシュな気持ちも見た目もない。看護師の仕事は好き。だけど病棟以外も経験してみたい。看護師になった頃の、スポンジみたいな吸収力で、自分の可能性を広げてみたい。そう思って病棟看護師をやめる事を決めた。



病棟看護師として、ある程度の事は経験したと思う。1分単位で動く過密スケジュール、様々な検査や処置、委員会、16時間休憩なしで走り回った夜勤、患者さんの急変やお看取り。心臓マッサージだって何度もしたし、便や尿にまみれる事もあった。患者さんに怒鳴られたことも、殴られたり引っかかれたりしたこともある。死を待つ患者さんと家族の思いに、自分の無力さを実感した日もある。同世代の女の子が殆ど経験しないであろう、極限の場面にも何度も立ち会ってきた。


まだまだ病棟でできる事もたくさんあるだろう。病棟看護師としてず~~~っと働いている先輩方もいて、何をこの若造め、何もできてないぞ!なんて思われるかも。慣れたこの世界を飛び出す事は怖い。そう思っていた矢先、新卒の時お世話になった師長さんに言われた一言が、私の背中を押してくれた。


「井の中の蛙になるな。あんたは何にでもなれる。ちょっとおバカだけど、素直にぐんぐん吸収できる子だから。色んな世界を見てもいいんじゃないか。」


おバカは余計だ、と思ったけど、スンッて心に入ってきた。私、色んな世界を見てもいいんだ。


こんなご時世の中、すごく我儘で自分勝手な選択だと思う。ただでさえ病棟看護師なんて万年不足で現場はヒイヒイしてる。だけど上司(先ほどの師長さんとは別の方)は私の決意を快く受け入れてくれた。自分の人生だからな、楽しめ、と言ってくれた。管理者としてではなく、一人の人間として私を後押ししてくれた。働き始めて、上司には恵まれっぱなしだ。本当に感謝している。


というわけで、病棟看護師としての生活はあと1年、と区切りをつけることにした。さて、何をしようか。何になろうか。


2.背中を押してくれた人、仕事への思い。だから出てみようと決めた


話は少し反れるけど、私はもともとすごく不器用だった。家庭科の授業でつくるリュックサックやエプロンも無理~、と投げ出して友達に手伝ってもらっていた。部活で先輩につくるフェルトのマスコットが不細工すぎて爆笑されたこともあった。


そんな不器用な私が看護師になると決めた時、周囲には本気で驚かれた。苦労するよと言われたし、実際に苦労した。看護学校の技術のテストに落ちた事もある。新卒の時には、周りと自分を比べて何度も何度も落ち込んだ。

だから技術の勉強は人一倍頑張った。看護師になってできるようになった事は、私のかけがえのない宝物。周囲から見るとそんなに上手じゃないって思われるかもしれないけど、ひとつひとつ努力して身につけた、この手でできる、大事な大事な宝物。


看護師の仕事は大きく2つに分けられていて、「診療の補助」「療養上の世話」というものがある。前者は医師の指示に基づき実施するもの。採血や注射だったり、先生の介助だったり、いわゆる医療行為だ。後者は、看護師の主体的な判断によって行われる、患者さんの観察、食事や清潔、排せつ、生活上のお手伝いなどなど。


さて、今後私が病棟以外で働くにあたって懸念していること。「診療の補助」を行う場面が格段に少なくなるんじゃないか、ということである。そんな事ないよ!!と思う方もおられるかもしれないが、急性期以外で心電図モニターを見てこの波形がどうだ、と解析できる場面は少ないし、ドレーン管理だって、採血や静脈注射だって、物品が揃う病院の中で行われる事が多い。いざ病院外に飛び出した時、自分は何も持っていないんじゃないか、また不器用な自分に戻るんじゃないか、って怖くならないか心配な、臆病な人間なのである。


だからと言って、後者の「療養上の世話」が嫌なわけではない。むしろそっちの方が好きだし向いていると思う。患者さんのフィジカルをしっかり確認すること、日ごろの生活で手が必要な時に介助すること。急性期の場ではどうしても、〇〇号室の、〇〇で入院してる、〇〇さん、と、病気の側面から個人をとらえてしまいがちだ。だからこそ、「療養上の世話」を通して知る、個々の生活や生きてきた背景を知る事がとても好き。その人を病気以外の側面から知って大切に思う事で、思いやりを持った関わりができるのかな、って思う。その気持ちは新卒の時から漠然と大事にしている。


話は反れたけど、今後、そうやって身に着けてきたものを、病棟以外で生かせるのか。無力さに自信を失って、また戻ってくるんじゃないか。色々考えたけど、とりあえずやってみたい事を探してみよう。


3.転職条件とメリット・デメリットをピックアップしてみる

まず、頭を整理するために、今のところ考えている条件を書き記していく。


(1)夜勤がないこと

病棟看護師として避けられない夜勤。夜勤自体は嫌いじゃないけど、しんどい。しんどすぎる。眠れず心身ともに疲弊しているところにバンバン舞い込んでくる業務、人が少ない中で命を預かる緊張感、狂う生活リズム、そして体の不調。いったん離れてみようと思った。

メリット:生活リズムが整う。しっかり眠れるようになる。夜勤での体の不調(寝不足での体のだるさやコリ、頭痛、むくみ、じんましん)が解消される。今後お付き合いする人が交代勤務じゃなければ、時間が合わせやすくなる。

デメリット:夜勤手当がなくなる事による収入減。夜更かしができなくなる。まとまった休みがとりづらくなるかも。


(2)病棟以外で働いてみる

メリット:煩わしい委員会や看護研究がなくなる。煩雑すぎる業務による残業が少なくなる可能性がある。1分刻みでのスケジュールでの心の余裕のなさから解放される。マラソンのように走り回ることがなくなる。

デメリット:上で上げた通り、自分のキャリアが生かせないかもしれない。1からのスタートになる。


(3)自分の興味のある分野で働く

メリット:仕事に行くのが楽しくなる。吸収力が段違い。うまくハマれば一生ものになるかも。

デメリット:そもそも何が好きなのか、興味があるものが多すぎてわかってない。(なにそれ)


今のところ、大きな条件としてはこの3つ。転職考えてる割にそんな思いつかんやん、と思ったけどとりあえず。ぼちぼち、給料や休日とかも検討していこう。

乱雑だけど言葉を羅列して、自分でも少し課題が見えてきた気がする・・・次はやりたい事を具体的に掘り下げてみようかな!!


中途半端だけど、今日はとりあえずここまで!!あぁ、スッキリ。

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