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ゆめみのナラティブスクリプトを書いてみた⭐️【ねぇパパ教えて】パーパスとナラティブってなぁに? 完結編

はじめに

はい!ギュンばんわ!ゆめみ広報の福太郎です!
知的好奇心旺盛な2歳児ヒカルが曇りなき両の眼でパーパスとナラティブを理解しようという学び企画~ナラティブスクリプトを書いてみる~シリーズ完結編です。ヒカルと共にゆめみのナラティブスクリプトは無事にアウトプットできるのでしょうか👀

今までのあらすじ

登場人物

ヒカル(2歳)

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福太郎(44歳)※推定精神年齢3歳

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みんな管理職になりたくない時代⁉️

ヒカル:ふぅ…生きる意味って一体なんなんだろうね。

福太郎:なんや?突然どしてん?2歳児とは思われへん発言やなしかし!

ヒカル:今年8月にリクルートマネジメントソリューションズが実施した「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査2021」の結果を見てもらいたいんだけど、「ミドルマネジメントの負担増」が大きな課題になってるようだね。

福太郎:ふむふむ👀「ミドルマネジメント層の負担が過重になっている」という回答が最多やな。かつては管理職になることがステータスだった時代が続いてて、みんな昇進を目指してがむしゃらに頑張れたもんやけど(遠い目👀)、平成~令和と時代も変わって働き方改革やリモートワークの普及なんかもあって管理職にかかる負担が増大した結果、管理職になりたい人の割合がグーンと少なくなって組織に活力がない…それがひとつの社会課題になってるってことやな(;´・ω・)たしかにパパの周りのビジネスパーソンでも高いビジネススキルを持っていながら「現場が好きやから」とか上下左右の板挟みで大変そうな上司の姿を見て「中間管理職なんてストレスばっかでご免だぜ」って言って管理職というキャリアコースを選ばへん中堅~ベテランもおるし、「管理職になんかなりたくないんですよね」と言う若手も増えてるよなぁ(;´・ω・)💦

「社会人」は仮面をかぶった窮屈な舞踏会!?

ヒカル:そうなんだ。どうして「これが社会人だ」「これが会社だ」「これが管理職だ」「これが経営者だ」という役割や概念に縛られて窮屈な思いをしなくちゃいけないんだろね?みんながありのままの自分をさらけ出してさらに能力を発揮できる、そんな社会だったらみんなハッピーに働くことができると思わない?

福太郎:ほんそれ👆💦まったくそのとおりやで😭

ヒカル:それに「長時間労働」「社畜」「ブラック企業」「社会格差」といった問題が次々と顕在化してるし、一方で「働き方改革」「ワークライフバランス」「多様性」なんかも随分と聞き慣れた言葉になってきたけど、本来の仕事って人の役に立ったり、何かを学んだり、自分が成長できたり、楽しくてやりがいのあるものであるだと思うんだよね。

福太郎:お、おぅ💦間違いないよな!その考え方大いに賛成&ルパン三世!あるがままの自分をさらけ出して楽しみながら働いた結果、人の役に立つことが仕事として成立するんやったらこの上なくハッピーやと思うわ(#^^#)✨しかしながら、実際のところ会社で働くことって、立場や体裁、世間体、役職などみんな何らかの役割を演じることが求められる場面があまりにも多くて、それがストレスのもとになってる人が多いよな、きっと(;´・ω・)

ヒカル:うん、分かる~👶僕も周りの大人から期待される2歳児を演じることに疲れることもあるからねぇ('◇')ゞ

福太郎:そかぁ…ヒカルはヒカルで大変やねんなー(;´・ω・)💦生まれながらにしてアインシュタインレベルの知能とウサイン・ボルト級の運動能力に恵まれてるしやっぱワシらのような凡人とでは…

…って、え(;´Д`)💦⁉w

ワークライフバランスじゃなく「ワークフルライフ」という概念

ヒカル:…話を続けてもいいかな?

福太郎:どうぞm(__)m

ヒカル:…で、さらに言うと、一般的にワークライフバランスってワークとライフのいずれかを優先してどちらかを犠牲もしくは妥協する二律背反のイメージがあるのもちょっと違和感があるんだよね。日本社会の働き方ってまだまだ改善していく余地がありまクリスティじゃないかな?ゆめみではそこんとこどーいう考え方なの?👀

福太郎:良い質問!ホンマ今回も鋭さが冴えわたってるなぁ~(;'∀')💦実はそこめっちゃ重要な価値観やねん!マジレスするとゆめみでは「ワークフルライフ(Workful Life:造語)」という考え方をもとにワークデザインしてるねん。

ヒカル:ワークフル…ライ…フ?なにそれ?👀聞かせて✨

福太郎:良いリアクション!✨「ワーク=誰かのために自分ができる貢献をすること」と定義して、仕事や趣味の時間、家族や友人との生活なんかもすべて誰かのために自分ができる貢献と捉えることができるという考え方で、自分を取り巻くあらゆるライフ(生活や活動)を「ワークフル」と捉えることができるってことやねん。たとえば…

- パーソナルワーク(趣味・食事・睡眠)
- カンパニーワーク(仕事)
- ファミリーワーク(家族との生活)
- フレンドワーク(友人との時間)
- ソーシャルワーク(地域や国など社会的な活動)
- フューチャーワーク(未来の人類のための活動)

…ていうイメージや!ここで重要なのは、そう捉えたときに、どれか一つだけではなく複数のワークは結果的にグルグルつながっていくということやねん。

ヒカル:なるほど👀✨面白い発想だね!いつもパパがおうちでオンライン会議やってる姿や、パパが読んでるお仕事の本を見て、ぼく自身もビジネスや読書に関心を持つきっかけになったりしてるんだよね。

福太郎:そのとおりや👆逆にパパがヒカルと過ごす時間のなかでの気付きや学びを会社のお仕事に活かしたりすることもあったりすんねんで(#^^#)✨

ヒカル:本当に!?ぼくの存在も役立ってるなんて、なんだか嬉しいな(*^▽^*)✨

福太郎:まぁ、そんなこんなパンナコッタで、いずれワークとライフを切り分ける発想は今後はどんどん解けていくはずやし、ワークフルライフの考えからすれば、すべてがワーク(貢献)になるっちゅー話や。

ヒカル:とっても分かりやすく説明してくれてありがとね。よく理解できたよ!しかしワークフルライフって良い言葉だね。この言葉を思いついたれいっちのワーディングセンスはギュンギュンだね!

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福太郎:間違いなくギュンギュンやな(^_-)-☆じゃあ、ここからいよいよゆめみのナラティブスクリプトの整理に入ろか!

ヒカル:ぅん!是非ぼくにも手伝わせてよ!たしかナラティブスクリプト策定のフレームワークがあったよね(^^)

福太郎:ほ、ホンマよく覚えてるな〜(^_^;)お前、天才か!💦3つのチェックポイントに今話してきた内容をそれぞれ落とし込んでみよか(о´∀`о)

ヒカル:分かった!やってみるね!よいしょ、よいしょ👶ぅーん…こんな感じかな?👀

ナラティブスクリプトの要点整理

👇👇👇

①社会的な大局観と課題提示

▷「長時間労働」「社畜」「ブラック企業」「社会格差」といった問題が次々と顕在化し、生活や仕事のスタイルを見つめ直し始めている人が増えている。

▷「社会人」「会社」「管理職」「経営者」という役割や概念に縛られすぎて、多くの組織で歪みや不幸を生み出している。

▷かつては管理職になることはステータスであり昇進によって意欲が高まっていたが、現在は管理職になりたい人の割合が減少するなど、管理職にかかる負担の増大が社会課題となっている。

②自社の正当性と優位点

▷ゆめみは、2000年の創業から今まで、部長が3人続けて部長職を辞める事態になるなど、管理職への責任の重さに社員が苦しんだ時期があったり、様々な失敗を乗り越えながら実体験を通じて会社のあり方を常に考えながら試行錯誤を重ねてきた経緯がある。

▷その結果、ティール組織と呼ばれる自律分散型組織、専任の管理職やマネージャーがいなくても社員がマネジメントを分担する組織に辿り着き、たとえば「勉強し放題制度」「給与自己決定制度」「有給取り放題制度」など社員が安心して働ける環境、成長に専念できる環境の再発明を行なってきた。

▷「働く意味を問い直し、組織のひずみを無くす」というパーパスを実現するために自らを社会実験の場として新しい働き方を提言、体現しながら会社や働き方の固定概念を変えながら、次のステージである1000名体制を目指して現在進行形で進化し続けている。

③未来のステークホルダー体験

▷一般的に言われるワーク・ライフ・バランスの先にある「ワークフルライフ」という概念が浸透し、仕事や趣味、家族や友人との生活なども、すべて誰かのために自分ができる貢献につながる働き方が実現している。

▷「社会人だから」「会社だから」「管理職だから」「経営者だから」という役割や概念に縛られたり仮面をかぶって役割を演じる必要もなく、ありのままの自分をさらけ出すことでさらに能力を発揮できる世の中になっている。

ヒカル:…とまぁこんな感じに整理してみたよ。どうかな?👀

福太郎:パチパチパチパチ👏✨たいへんよくできました(^^)♪バッチリやがな!

ヒカル:わぁい(*^▽^*)よかったぁ✨じゃあ、このポイント整理を踏まえていよいよ最終仕上げ「ナラティブスクリプト」への落とし込みをお願いします!

福太郎:う!💦最後の仕上げはパパか~(;´Д`)💦やっぱそうなるよなぁ(;´∀`)💦…よっしゃ!中2で英検2級に合格したパパの実力を曇りなき眼でよーく見とくんやで!…ギューーン❣!!!!!!!!

ヒカル:じー…👀✨

福太郎:…行くでー!…って、ちょっとガチでまとめるから3日ほど待ってくれ(; ・`д・´)💦

ヒカル:わ、わかった('◇')ゞ💦じゃあその間に茶道と華道と公文とバイオリンのお稽古しながら待ってるね!

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~3日後~

福太郎:…(*´Д`)ハァハァ…でき、た💦少し休ませて、くれ…バタッ😿

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完成!ゆめみのナラティブスクリプト

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(タイトル)

ゆめみの社会実験:働く意味を問い直し、組織のひずみを無くす

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(本文)

そもそも、私たちは何のために働いているのか。

「長時間労働」「社畜」「ブラック企業」「社会格差」といった問題が次々と顕在化し、「働き方改革」「ワークライフバランス」「多様性」も今では聞き慣れた言葉になりました。さらには、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに生活や仕事のスタイルを見つめ直し始めている人も多いのではないでしょうか。

2007年に政府が策定した「仕事と生活の調和憲章」では、ワーク・ライフ・バランスが実現した社会のことを「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」と定義されています。

しかしながら、これが社会人だ、これが会社だ、これが管理職だ、これが経営者だ、という役割や概念に縛られすぎることで、歪みや不幸を生み出しているように思ってしまう場面が少なくありません。そうした仮面をかぶって役割を演じる必要もなく、ありのままの自分をさらけ出すことでさらに能力を発揮できる、そんな社会だったらハッピーだと思いませんか?

リクルートマネジメントソリューションズが2020年8月に実施した「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査(※)」によると、「ミドルマネジメント層の負担が過重になっている」(68.7%)が最多だったそうです。

マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査 2021

かつては管理職になることはステータスであり昇進によって意欲が高まっていましたが、現在は管理職になりたい人の割合が減少するなど、働き方改革やコロナ禍でのリモートワークなど、環境が変化する中で管理職にかかる負担の増大もひとつの社会課題となっています。

本来、仕事って人の役に立ったり、何かを学んだり、自分が成長できたり、嫌々やらされる苦行ではなく楽しくてやりがいのあるものであるべきではないかと思うのです。

ゆめみは、2000年の創業から今まで、部長が3人続けて部長職を辞める事態になるなど、管理職への責任の重さに社員が苦しんだ時期があったり、様々な失敗を乗り越え、実体験を通じて会社のあり方を常に考えながら試行錯誤を重ねてきました。

その結果、ティール組織と呼ばれる自律分散型組織、専任の管理職やマネージャーがいなくても社員がマネジメントを分担する組織に辿り着きました。たとえば「勉強し放題制度」「給与自己決定制度」「有給取り放題制度」など社員が安心して働ける環境、成長に専念できる環境の再発明を行なってきました。

今は従業員も250名近くとなり、次のステージである1000名体制を目指して日々前進しています。

そんな時代においてゆめみが果たす役割は「働く意味を問い直すこと」だと考えており、「働く意味を問い直し、組織のひずみを無くす」ことをゆめみのパーパス(存在意義・目的)としています。

一般的にワークライフバランスというのは、ワークとライフのいずれかを優先してどちらかを犠牲にする(もしくは妥協する)二律背反のイメージがあるかもしれませんが、ゆめみでは「ワークフルライフ(Workful Life:造語)」という考え方をもとにワークデザインしています。

「ワーク=誰かのために自分ができる貢献をすること」と定義し、仕事や趣味の時間、家族や友人との生活なども、すべて誰かのために自分ができる貢献と捉えることができるという考え方です。

つまり、自分を取り巻くあらゆるライフ(生活や活動)は色んなワークで溢れている「ワークフル」と捉えることができます。

- パーソナルワーク(趣味・食事・睡眠)
- カンパニーワーク(仕事)
- ファミリーワーク(家族との生活)
- フレンドワーク(友人との時間)
- ソーシャルワーク(地域や国など社会的な活動)
- フューチャーワーク(未来の人類のための活動)

重要なのは、そう捉えたときに、どれか一つだけではなく複数のワークは結果的につながっていくということです。

たとえば、仕事のために自宅で本を読んで勉強している姿を子供が見てビジネスや読書に関心を持つきっかけになったりと、勉強するという活動はカンパニーワークやファミリーワークにつながることもあるはずです。育児や介護を通じて家族とのコミュニケーションや試練を乗り越えることによる気付きや学びが、仕事でも応用できたり役立つことも大いにあるでしょう。

いずれ、ワークとライフを切り分ける発想は解けていくはずです。

ワークフルライフの考えからすれば、すべてがワーク(貢献)となるのです。

すべてが学び、すべてが楽しい。もっとありのままでいい。

働く意味を問い直して組織のひずみを無くしたい。

その想いを実現するために、自らを社会実験の場として新しい働き方を提言、体現しながら会社や働き方の固定概念を変えて社会や組織のひずみを解消していきたいと本気で考えています。

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ヒカル:…パパ、すごい!まさに鬼気迫る文章だね!「働く意味を問い直し、組織のひずみを無くす」というパーパスを掲げるゆめみのナラティブを発信するうえでの道標としてパパが命がけで遺してくれたこのスクリプトをぼくたちはずっと忘れないからね!夢をありがとう!( ;∀;)✨

福太郎:お、おぅ…バタッ😪

おわりに

驚異の2歳児ヒカルの活躍もあり、ゆめみのナラティブスクリプトがなんとか無事に完成しました。これからゆめみが実現したい世の中に向かってこのスクリプトを活用しながら様々なカタチでナラティブ発信を行っていきます!

なお、この記事を書くにあたり、本田哲也さんの「ナラティブカンパニー」を熟読し参考にさせていただきました。感謝!ギュン謝!

今回のシリーズも最後までお読みいただきありがギュンギュン‼️

また次回作でお目にかかりましょう!

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