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ジャイロのデザイン観察記#1 ローソン「もちもちはちみつレモン餅」

私たちジャイロは普段、医療機器のUI/UXデザインや教育コンテンツの制作を手がけています。最近、社内活動の一環として色々なモノのデザインを見てコメントをシェアする「デザイン観察」を行うようになりました。

多角的な視点は仕事においても課題への気づきに活きる重要な要素となります。この社内活動を通して、弊社のメンバーは普段どのような視点でデザインを見て考えているのか、みなさんにも知っていただければと思い、noteを始めました!

デザインを観察した結果のまとめをデザイン観察記シリーズとして、定期的に発信していく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

第一弾のお題はお菓子のパッケージです。



お題紹介

引用元:ローソン公式サイト

 ローソンから2024年7月30日(火)より発売された
もちもちはちみつレモン餅」です。(税込198円)
今回はこちらを対象に観察を行いました!


観察

メンバーからあがったコメントをまとめました。
今回はお菓子のパッケージデザインのため、要素をタイトル・キャッチコピー、写真、イラスト・ロゴ、包装の4つに分類しました。

観察のようす

タイトル・キャッチコピーについて

タイトル
「(もちもちはちみつレモン餅 というタイトルに関連して)
    食とオノマトペの関係が面白い記事です
 確かにただの『はちみつレモン餅』よりなんとなく食感が想像できておい
 しそう」

「パスタも昔は『アルデンテ』がよいとされていたけれど、今は「もっちり」が好まれるそうです。(ジョブチューン知識)」

タイトルのアンダーライン

「手書き風の線が温かみがでていて細かいところですがいい演出ですね。」

タイトル英名
「和名に比べて、英名はシンプル。餅はMochiなんですね。」
→「もちもちという食感のイメージを残したかったのでしょうか。
  Honey Lemon Rice Cakeではあまりに味気ない。」

サブタイトル
「サブタイトルで具体的な味、食感が脳内再生可能」

写真について

商品写真
「写真がX字上にレイアウトされており、安定感を感じられつつ、
商品写真が中心やや上に置かれているので注目しやすい気がする」

「メインが黄色のパッケージなので、お皿には補色に近い青系色を使って黄色がより映えるような工夫を感じられる」

「食べ物の断面見せるのは重要ですよね
 餡が濃い色なのもあって、この中央にある断面あり餅にパッと目が行く」

「やっぱりビジュアル
 中身隠れ系にはジャケ買い頼り、カット面重要」

写真・イラストはイメージです
「この手の注意書きは裏面に記載ではダメなのでしょうか。」
→「裏面だと何に対しての注意書きか対象が伝わりにくいためなのでは?」

イラスト・ロゴについて

レモンのイラスト(真ん中)
「あしらいのイラストシンプルでかわいー」

レモンのイラスト(下)

「蜂蜜やレモンをあえてイラストにすることで過度なイメージを持たせない
 工夫」

ロゴ
「このお菓子シリーズに共通で入れてるローソンマーク?この手の役割にし
 ては控えめですね」
→「上品な印象にするねらい?」

包装について

開け口
この位置で切ると製品名まで切れてしまいそう」

裏面の窓

「裏面は中身が見えるように透明な袋になっているのもポイント高いです。」


あとがき

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
メンバーそれぞれ着眼点が違っていて、なかなか面白い観察記になったかと思います!
もともと会社におやつとして置かれていた本商品なのですが、社内でも美味しいと大絶賛だったので爆速で食べ尽くされてしまいました!
リピートしようと思ったところ、こちらの「もちもちはちみつレモン餅」、期間限定なこともあり現在はもう販売していないようです......。残念っ!

次回のお題は「業界地図」を予定しています!お楽しみに!



株式会社ジャイロHP

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