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行政書士業務紹介3 行政書士の著作権業務

こんにちは!
今回は行政書士が携わることができる業務として、著作権関連の業務について解説します✅

まず著作権とは、音楽、絵画、文章などの創作物を守るための権利です。
行政書士がこの著作権に関する業務として果たすおもな役割は以下のものがあります。

1. 著作権登録の申請手続きの代行

著作権自体は創作した時点で自動的に発生しますが、作品が誰のものかを公的に証明したい場合、著作権登録を行います。この登録手続きを代行するのが行政書士の役割の一つです。たとえば、以下のような場合に役立ちます。

小説や楽曲、イラストなどの著作物を第三者に無断で使われないよう、自分の権利を主張したいとき
トラブルになったときに、「この作品は私が作ったものです」と証拠として提示したいとき

行政書士は、著作権登録に必要な書類を正確に作成し、法的に認められる形で文化庁に提出します。複雑な法律用語や手続きを理解する必要がなく、任せることで手間を省けます。

2. 契約書の作成
著作物を使う際には、どの範囲で利用できるかを決めるための著作権使用契約が必要です。音楽や映像作品を誰かに提供する際、その人がどこまで自由に使えるかを明確にする契約書を作ります。この契約書の作成も行政書士の仕事です。
例えば、音楽の使用範囲を「ライブでのみ使用可」や「商業利用は禁止」などの条件を設定します。

3. 著作権に関する相談・アドバイス
著作権に関してわからないことやトラブルがあった際、行政書士は法律に基づいたアドバイスを提供することもできます。
例えば、自分の著作物が他人に無断で使われているときの対応方法
どうすれば自分の作品を守れるかの対策
著作権を他者に譲渡したい場合の手続きなど

これにより、著作権に関するトラブルを未然に防ぐ手助けをしてくれます。

4. 翻訳や編集の著作権保護
もし翻訳や編集を行っている場合、その翻訳物や編集物も著作権で守られることがあります。これらの作品についても、行政書士は登録手続きを行ったり、著作権の管理についてアドバイスを提供したりできます。

まとめとして、行政書士ができる著作権関連の業務は、以下の通りになります😁

著作権登録手続きの代行 自分の著作物の権利を公的に証明するための登録をサポート
契約書の作成 著作権に関する契約を作り、権利を守るためのサポート
相談やアドバイス 著作権に関するトラブルや疑問に対して、法律的なアドバイスを提供

行政書士の役割は、著作権を保護し、権利が侵害されないようにサポートすることです。

また行政書士は、著作権登録員制度というものがあり、研修受講後に効果測定に合格すると著作権相談員として、名簿にのることになります。先日私もこの効果測定に合格し、著作権相談員として登録されることになりました。

著作権は今後も時代の変遷とともに、法解釈なども変わっていくと思いますし、日本にとって非常に重要な分野であると思いますので、今後も積極的に知識を学ぶと同時に仕事にも活かしていきたいです。

何か創作したものがあったり、著作権登録を考えてる方がおりましたら是非ご相談ください😁

次回配信もお楽しみに🤩

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