「意図的な属人化を改善するには?」について考える

こんにちは!髙木 咲希(ぎっさん)です!

今日はポエムっぽく、社内のメンバーと話していて気になったことについて、つらつらと書いていきたいと思いますー。

業務のシステム化が進んできているのに、今までの手作業を辞めない現場の人達について、どうしたら積極的に業務改善に関わってくれるだろうかということを考えてみたよというお話です。


なぜ新システムを利用しての運用に変えてくれないのか

① 現行の業務が忙しいのに新しい事を始めるのが手間

② システムが信用出来ないので今までの業務から離れられない

こういった事は勿論考えられるのですが、今回の場合今までのやり方と、新システム利用の二重運用を行なってるお客さんだったので ① の状況ではないはずです。

②の場合、システムに対しての不満点が出るはずですがそれがないのでこれもちがいそうです。(「不満を上手く聞き出せていない。」という可能性はあるのでアプローチを変えてみる必要性はありそうだと感じてます。)

①、②でなかった時に何があるかなぁと考えたのが③です。

 ③ その業務を自分だけが出来る業務にしておきたい

自分の仕事がなくなってしまうことを恐れて、意図的に属人化させた業務にしてしまうというパターンです。

社内の方に指摘してもらうまでその考えがでてこなかったのですが、業務改善について書かれた書籍やWEBの記事を調べていくとその点に問題意識を感じている方は多いんだなぁと知りました。


自分は何でその意識が低いのかを考えてみると、「自分の出来ることを共有する。」という行為や「早く仕事を終わらせる。」ということに対して評価してもらえるという会社の文化があるからかなぁと感じます。

と思いつつ「組織の文化をつくる」といったことは、私自身は語れるようなものを持っていないのでその話はちょっと置いときます。。。


業務ハッカーとしてお客さんの業務改善に携わる身として考えていることは、もし業務がなくなりそうで恐れている現場の方がいらっしゃるのであれば、業務改善をさせられる側としてではなく、一緒に業務ハックを進めていく側にまわってくれると嬉しいのになぁということです。

アプリを作成する前には業務の見える化が必要になってきます。

システムが出来れば、それが現場で使えるように広げていく役割も必要ですし、さらに改善要望を拾い上げていくという役割だって大切です。

今まで仲間として信頼を得てきたからこそ、社外や部署外から入ってきた業務ハッカーより上手く進められる部分があると私は思っています。

また出来る範囲を広げ、システムを組む部分も引き取ってもらい、業務ハッカーの支援から卒業してもらっても良いのではないかと考えています。

プログラムを組むということが出来なくても、それは1つの方法でしかなく、kintoneのようにプログラミングなしでアプリをつくれるサービスでの解決という方法もあります。

その使い方を伝えるのが業務ハッカーの仕事の1つになり、業務ハッカーが、業務ハッカーを育て上げていくという良い流れがつくれたら良いのではと考えています。

業務ハッカーは現場の人から仕事を奪うかもしれませんが、今まで培ってきた地位は奪えないので敵だと思わないでほしいです。むしろ仲間として目一杯活用してほしいなぁと思っています!

どう進めていくと伝わるのか、分かりませんが、試行錯誤しながらこれからも業務ハッカーとして現場の方と関わっていきたいと思います。

効果がある方法があれば共有していきたいと思います!


ということで、たらたらと私の感想を書いていきましたー。

業務改善を進めてきた現場の方に中にはきっと同じような場面に出くわしたことがある方もいらっしゃると思いますので「その時どう考え、どう取り組んできたか。」ということは今後勉強会で聞いていきたなと思いました。

気になることが出来て、楽しみが増えたので業務ハック勉強会の運営も頑張っていこうと思いますー! という感じで今日はおしまいです。 では〜。 

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