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【観戦記】松本山雅対町田ゼルビア(J2リーグ第8節)

はじめに

こんばんは。今日の試合のために仕事そっちのけで家に帰ってきました。明日の残業のためにも、勝利して欲しいです。

本日の対戦相手は町田ゼルビア。順位的には近い対戦です。サイバーエージェントが親会社となり名将ポポビッチさんの元、成長著しいクラブです。戦力としては将来有望な若手に、実績十分のベテランを加えた「渋い」と言いたくなるようなメンバーが揃っています。

スタメン

松本

最近の布さんは相手のフォメに合わせる傾向があるので、おそらく町田に合わせて4-4-2が考えられます。サイドに鈴木と山本龍平、中美と久保田をどう並べるかによりますが、1トップを支える形には変わりないでしょう。セルジと杉どこいったん。

サブに教え子よっしーが入ってきました。期待です。

町田

おそらく4-4-2。注目は前節アシストも記録している素敵な髪色にした吉尾。また元マリノスですみません。サイドからのクロス・CKのセットプレーは要警戒です。マソビッチに合わせる形が狙いですからマークを外さないようにしなければいけません。ベンチにはダビドバブンスキーの弟ドリアンバブンスキーがいます。

試合メモ

前半

松本は4-2-3-1、2列目は左から中美、鈴木、山本の並び。榎本は結果が求められます。鈴木はCB以外何でもできる、なんというユーティリティ性。

5分 マソビッチの突破からのCK。左は平戸が蹴ります。ショートCKからクロスもピンチにならず。圍キャッチ。圍安定しています。

松本は前半マジで点とれないので、前半は町田の攻撃凌いで、水本深津がスタミナ的にきつくなる後半に持っていきたいところです。

町田はサイドを決めたらそっちのサイドでやり切る攻撃。サイドチェンジは低い位置からしか基本やらないのは相馬さん時代からのやつ。松本押し込まれています。

徐々に松本も前でボール持てるようになりました。

26分 PK獲得!圍のキック、小田が榎本を倒してPK(VARだったらないかも)

27分 秋元ビッグセーブで鈴木PK失敗( ゚д゚)その後も押し込められず。( ゚д゚) 

30分過ぎから中美と山本を入れ替えました。久保田がボールを持った時に迷っている様子があります。久保田が悪いのではなく周りが受ける姿勢になっているから。サイドとかが寄って受けるといいでしょう。久保田はパスアンドゴーで活きる選手です。

36分 ゴール 小田。吉尾のCK、ライナー性の弾道。ニアで右SB小田ヘッド。マーク外していたわけではないですが普通に競り負けていました。やっぱ吉尾のクロスかぁ。町田はこれがあるからなぁ。

もうヨネ入れて鈴木サイド出して久保田一個上げた方がいいと思います。久保田に守備含め低い位置でプレーしているのがもったいない。

前半終了 松本 0-1 町田

前半総括 

松本もゴールに近づくチャンス作っていましたが、結局そこで半端になってスキが生まれて相手のワンチャンス一本でやられてしまいました。なんかこう、今年よく見るやつです。これで後半阪野服部入れたらもういつものやつですよこれ。(彼らが悪いわけではありません)

指摘したいのは、久保田の位置サイドの守備(吉尾のマーク)、存在感がないウイング。マソ吉尾は誰が付くの?マーク受け渡しは??

そんな中でも鈴木は惜しいシュートもありましたし、一番存在感がありました。PKはしゃーない。後半も中央で行くならもっとななめに動いてサイドとの入れ替えをすると面白いかも。というかギャップ作らないと相手は崩せません。

後半

阪野彰人そして大野入れてきました。積極的な交代で打開したいところです。

セットプレー含め松本はいい入りができています。4-4-2、山本左に2トップ気味で阪野彰人、右鈴木。

隼磨がかなり高い位置を取っています。マソビッチのマークは乾に任せて前線の鈴木と連係したり中央に流れ込んだり、いい動きが見られます。というのも町田が左マソ中央に安藤、右に平戸の4-3-3に替えてきてますから自ずと3対3になっていて、隼磨がフリーになります。このマッチアップならどんどん右使ってほしい。中央も久保田にスペースが生まれています。

安藤を下げてステファン。でた東欧。

70分 山本下げて服部。松本は3-4-3。フォメのことばっか書いてるあたり、シュートがないんですよ。

町田は守備時4-4-2に戻して隼磨のミスマッチに対処してきました。左のマソビッチを下げて岡田。

78分 彰人out 吉田in 彰人も周りがサポートしてやればもっと活かせたはず。

80分 大胆なメンバーチェンジの後のセットプレー要注意。

思い描いているのは3-4-3でしょうか。どうも守備時大野と吉田が被ってスペース潰れているように見えます。

86分 ゴール ステファン。大野から森下へ。パスミス。簡単にインターセプトされワンタッチでゴールへ。勝負あり。これアルウィンで生で観てたら私絶対帰ります

むなしく繰り返される信州松本football。

試合終了 松本 0-2 町田

試合総括

○ 布さんも試行錯誤してんだよ

○ 個々の選手に力があるのは間違いない

△ ボール持つ選手が孤立する

× 味方を鼓舞するのはだれか。本気でひっくり返すつもりでサッカーしているか。

最近の勝ち点を落としている試合を象徴するような試合でした。ひっくり返す力がない。初出場、選手交代、フォーメーションの変更でズレがあったのは否めません。戦術的にはオーソドックスな動きしかない、ボール回しもワンパターン。クロス対応ルーズ。それもあります。でも後半ミスマッチで一枚右余ってたのにどうして使わない。彰人の強引な仕掛けに味方は連動していたでしょうか。

選手たちは布さんの試行錯誤に応えようとしていたでしょうか。

戦術云々より、それ以上に、戦っている姿勢が見えない。インテンシティーだよインテンシティー。

ここ最近ずっと思うんですけど、今の山雅にリーダーがいない。ドレッシングルームの中心は誰なの?隼磨がいる?なぜフリーなのにもっと呼ばなかった?彼以外は?まわりを鼓舞するような存在いる?一人でキレてても仕方ないんだよ。それでラフプレーしてカード貰うなんて言語両断。こう連戦が続く中、ちょっとやられるぐらいで大人しくなっちゃうなら、このままこんなちぐはぐサッカーが続くような気がします。

味方を鼓舞するのに、在籍年数も国籍も関係ありません。今日の町田で言えば秋元水本は今年加入ですし、京都のバイスなんかもそうです。結局チームを本気で勝たせたいと思っているかどうかなんです。

素人が精神論で偉そうなこと言っちゃってすみません。戦術的なこともっと言えるように精進します。つぎの北九州戦、勝敗は別としてこの状況を打破するきっかけだけでも掴みたいものです。

この顔である

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