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国家繁栄のため、僕はどう生きるか

§1.自己実現

明日からいよいよ、内定先の事前研修が始まる。今回のnoteは、これまで投稿した3本のnoteのまとめといった読者に向けてのアウトプットであるのと同時に、もう一つ、位置づけがある。
 
 それは“未来の自分にむけて”、といった位置づけだ。事前研修、さらに入社後、自分に”甘え”が出た際に本稿を読み直し、もう一度、初心を思い出し、克己心を強めたいと思う。

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 さて、今回の課題は「NCG(ネオキャリアグループ)の一員としての抱負」であった。抱負とは目標に対する計画、決意である。
そこでChapter1では、僕の成し遂げたい”自己実現”について著す。

 ”自己実現”の定義であったり、重要性については、これまでの研修において、僕たち内定者は先輩方に薫陶を受け、理解は深まっているため、本稿では端的に復習する。
下図は「マズローの5大欲求」の説明図である。
下図の通り、”自己実現”の欲求は、様々な欲求の中で最も高度なものであることがわかる。

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  僕が成し遂げる“自己実現”は、
『自分自身が求められる人間になり、
国家を繁栄させること』である。


§2.国家安康 君臣豊楽

"山は樹を以て茂り 国は人を以て盛なり"

 全ては人で決まる。
国家は、人をつくり、人を育てることで繁栄するのだ。そう吉田松陰は記した。
松陰の亡き後、その元で学んだ若き逸材が、綺羅星の如く、大いなる歴史の回天劇へ、躍り出ることとなった。

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国家は人の集合体である。
だからこそ、国家の繁栄のためには、まず自分自身が力を高め、求められる人間にならねばならない

では、なぜ僕が国家の繁栄に
こだわっているのか

 最初に家族の影響だ。父と祖父である。
父が役人をしていた影響で、幼いころから政治に関心を持っていた。母方の祖父は会社を経営しており、大変敏活な人だった。父の政治意識、祖父のフロンティア精神に影響を受けた僕は政治家になることを志し、関西で唯一の政治経済学部に入学するに至った。

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 次に鹿児島県の知覧へ訪れた経験がある。
大学入学後、僕は政治家になるため、議員インターンを始めた。そのインターン先の秘書さんの随伴という形で、知覧へ研修旅行に行った。知覧は第二次世界大戦時に、特攻隊が飛び立った場所である。

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 知覧特攻平和会館には、特攻隊の青年たちが家族に残した遺書が多数所蔵されている。その残された遺書を読んで、子どもがいない僕ですら涙を流さずにはいられなかった。
そこで、こう決意した。

僕とほぼ同い年の彼らが、命を懸けて守った
この国を、
僕たちは次の世代により良く
受け継がねばならない。

こういった過程で、僕は国家の繁栄を第一に置くようになった。


§3.なぜNCG(ネオキャリアグループ)?

 政治家を志し、弁論部の立ち上げ、議員インターン参加等を取り組んでいた僕が、なぜファーストキャリアにNCGを選んだのか。

まずは民間企業への道を選んだ理由である。1年半続けていた議員インターンで、世襲ではない政治家の限界に気づいたからだ。
 ジバン、カンバン、カバン(お金)の3バンを持たない、いわゆる一世議員は党に入らざるを得ない。また党内での影響力を持つことも難しい。インターン先で、事務所に来られた有権者のほとんどすべての陳情にお応えできなかった。
そこで、一世議員の無力さを痛感した僕は、民間企業から社会を変えようと考え、民間企業の道を選んだ。

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  そういった経緯で、就職活動を始めた僕はいくつかの内定を頂いたが、いまいちピンと来ていなかった。その時に出会ったのがNCGであった。
NCGが他企業と違った点は、日本の課題を本気で解決しようといった姿勢と成長風土だった。一次選考はNCGの説明は一切なく、日本の課題にどう向き合うか?に重点を置いていた。

『少子高齢化は人類史上前例のないもので、人類最大の社会課題である。日本は“課題先進国”
から、“課題解決先進国”にならねばならない。
その課題解決を成し遂げるために本気で
成長し続ける会社がネオキャリアなんだ。』

その熱弁を受けて僕は少子化問題に人生を懸ける価値があると高揚した。
この時代に、この国に生まれてこられたのはチャンスだ。この場所で成長したい。こうして、僕はファーストキャリアにNCGを選んだ.

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§4.NCGでなにをしたいか?

 少子化問題と関わるうえで、僕は政治家を志していていたころからやりたいことがあった。それは大学を半数に減らすことだ。

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 昨今、れいわ新選組が奨学金徳政令を公約とした。ただ僕は反対だ。
いまの大学の在り方に疑問を覚えているからだ。大学は義務教育の場所ではない。大学へは対価を払える人と、将来人類に大きな貢献をするであろう天才だけが行くべき場所だと考える。

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 日本の現制度では、国公立、私立ともに大学の補助金が出ているため、大方の学生は年150万円以下で大学へ通うことが出来ている。
しかし、例えばアメリカではそういった補助金はしていないため、一人300万円から500万円の学費を払わなければ大学に通うことは出来ない。アメリカの大学は富裕層と、優秀な頭脳の持ち主が集う場所で、だからこそイノベーションが生まれやすい。

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 21世紀に入り、日本の大学の研究力の低下が問題視されている。限りある予算の中で、優秀ではない高校生に対して大学に通わせる補助金を出している余裕はない。

IPS細胞を発見した山中伸弥教授は国の補助金不足から、マラソンに出て、募金集めに奔走している。世紀の発見であり、国は研究に専念できるような環境を本来作らなければならないはずだ。
しかし、研究者は山中さんだけではない。国の予算は有限なため出来ないのだ。

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この国の研究力を高めるには、大学を絞り、優秀な大学、研究室、学生に対して、集中して潤沢な補助金を投入しなければならない。

 学問(高等教育)は贅沢なものだ。例え話をしよう。路上生活者は救わなければならない。これは前提として当然だ。そのために炊き出しは必要である。ただし、「その炊き出しをミシュラン3つ星のフランス料理にしなければ、衣食住の食の権利を奪っている!」こんな暴論は通らない。今回の教育を受ける権利はこれと同じ論理なのだ。

 ではなぜ、我が国においていわゆる“大学全入時代”になったか。下図は大学進学率を表している。高度成長期とバブル崩壊後に、大学進学率が急激に高まっている。

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高度成長期、高等教育修了者が必要になることはわかる。では、もう1つのバブル崩壊後、なぜ大学進学率が高まったか。それは大学を卒業しなければ、就職出来ないからだ。つまり優良企業に就職するために大学へ行く。大学の”就職予備校化”はバブル崩壊後、始まったのだ。

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 僕は大学をもう一度、学問の場所に戻したい。そのためには中卒、高卒でも優良企業に就職できるプラットフォームをつくることが必要だ。そのプラットフォームを実現させることができたなら、生産人口の減少問題にもアプローチ可能だ。

 なぜなら、従来まで大学に通っていた層が生産人口に回るためだ。大学に通う人が半分になれば、150万人この国で労働人口が増えることとなる。さらに、奨学金の負担がなくなり、4年早く社会に出られるため、金銭面で晩婚化にも歯止めをかけることが出来る。子どもにかかる目安の金額も減るため、出生率も上がるはずだ。


日本の繁栄のために、
少子高齢化・科学力の低下を解決せねばならない
僕は中卒・高卒の就職プラットフォームを
充実させ、これらの問題を解決する


§5.抱負

“未来は青年のものだ
創造的な仕事をなしとげる3つの条件がある
若いこと、貧乏であること、無名であることだ”

中華人民共和国の建国の父、毛沢東の言葉だ。

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彼自身、農家の子として生まれ、一度教師になったものの祖国が列強に分割されるといった国辱に我慢が出来ず、立ち上がった。そして幾多の苦境に立たされながらも、中華統一に導いたのだ。

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 我が国は危機的状況である。いち早く“大学半数化計画”を実行したいが、今の僕には出来ない。実行するに至って、足りていないものが多すぎる。
 
僕はまずNCGで仲間、スキル、知識を身につける。それらを身につけるためには信用が必要だ。信用を得るためには、責任を全うするコミットはもちろんのこと、期待を超える必要がある。例えば、行動に“1more”を加えることが挙げられる。

 それらを意識しながら、明日から社会人として、NCGの一員として僕は生きる。将来の理想の実現のため、今は現実的に泥臭く他者の期待を超えて仕事に取り組むつもりだ。


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