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「ハクナマタタ」 4年 清水涼(西武台高等学校)

もう一人の僕こと、主務の城ヶ辻くんから紹介を受けました文学部英文科4年の清水涼です。鼻の下を伸ばしている自覚はないのですがやたら同期にいじられています。

城ヶ辻くんが言っていたように、私のあだ名は「ずーりょ」なのですが、まずこの場を借りて人探しをしたいと思います。
このあだ名「ずーりょ」を名付けた人がいましたらぜひご一報ください。
このあだ名のおかげで初対面の人ともすぐに打ち解けられます。(内定式でも盛り上がりました。笑)
名付け親がいたら感謝を込めて御馳走するので挙手を願います。笑

さて、ここからは真面目に話を進めようと思います。

同期が感動する話をたくさんしてくれました。では自分は何を話そうか?と考えたときに真っ先に浮かんだのが、自分のモットーでした。
サッカー部のことはみんながたくさん語ってくれたので、少しばかり私情を綴ります。

私はミュージカル映画のライオンキングが大好きです。先日は地元の友達と劇団四季のミュージカルを鑑賞しに行きました。ストーリーなどは知っている方も多いと思うのでここでは割愛。

なぜこの物語が好きかというと、私のモットーとなるセリフがあるからです。
それはタイトルにもある「ハクナマタタ」。大丈夫、なんとかなるさ!という意味です。
楽観主義と思われるかもしれませんが、実際の世の中そんなに甘くありません。

私はGKをやっていますが、このポジションほど皮肉なものはサッカーにないと思います。FWは決定機を外して負けてもそれほど文句を言われないと思いますが(言われてたらごめんなさい)、GKは自分のミスで失点すると愚痴をたくさん言われるし、次の日には下のカテゴリーに落とされます。
その一方で、練習試合や紅白戦でいくらいいセーブをしてもすぐには上にいけません。
何を基準にGK選ぶの? GKじゃないのに難しさや苦労わかるの?
トライしろ!とか言いつつミスしたら下に落とすの何なの?
不満が募る、パフォーマンスが下がる、ストレスが溜まる、この繰り返しで大学1~2年生の間は結果なんて出ず、サッカーがあまり楽しくありませんでした。

好きでやっているはずなのに行き詰まるサッカー人生。
サークルで楽しそうに過ごす友達、社会人サッカーを楽しむ地元の友達、ワイワイと飲み会で盛り上がる友達。周りのどんな人の姿も羨ましく見えました。
対して下を向いてしまう自分。

そんな時にどうやって乗り越えてきたのだろうか?乗り越えられる程自分って強い人間だったか?考えれば考えるほど自分に自信がなくなりました。
しかし、あるとき信頼の厚い一人の友達からこのように言われました。
「結果を先に求めすぎるな。その場でできることを全力でやろう。なんとかなるよ。」

思い返せば今までだってどん底は何回もありました。むしろどん底まみれの人生だった。輝いている瞬間の方が圧倒的に少なかった。
小学校では間違ったセレクション時間を伝えられて遅刻、落選。中学はでは課外活動でミンティアを食べただけでグランド600週、走り終わるまでサッカーお預け。高校では後輩にレギュラーを奪われ、肝心のインターハイ全国大会ではメンバー外。

それでも頑張り続けられたのは「頑張り続ければなんとかなる、チャンスは来る」というハクナマタタの考えが助けてくれたからです。

正直頑張ったからと言って必ず結果が出るとは限りません。望む未来が手に入る保証もありません。それでも、自分のいる場所やステージが今の自分に対する評価なのだと受け入れて、全力を尽せる人って案外少ないと思います。サッカー部を見ているとなおさらです。笑

これからの人生で辛いことや大変なことにぶち当たると思います。そんなときにハクナマタタの精神を持ち全力を尽くします。そして、自分が壁を越えるだけでなく「あんなポンコツでも頑張ってるんだから俺も頑張ってみよう」と周囲の人が思うきっかけにになれたら嬉しいです。みなさんも苦しいときにハクナマタタを思い出してみてください。

だらだらと長くなってしまいましたがご精読ありがとうございました!
明日はみんなをまとめる幹部として頑張ってくれている助っ人外国人のはじめです!お楽しみに!

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