自分の首を絞めるsenjata makan tuan

9月も10日が経ちました。このところ全く「気力」が無く、PCを開くのも億劫になってたけどこのままじゃダメだと奮起してNOTEします。

昨晩(9月9日)にジャカルタ州知事が来週14日から再び社会的大規模規制をかける旨の発表をしました。理由は、ジャカルタ市内で毎日1000名以上の新規感染者が出ているせいで、ICU含む67もの病院でICU病床利用率83%、隔離病床利用率77%(9月6日現在)となっており、このまま行くと17日には満床になってしまうことを懸念し再度規制の運びとなっています。これは、ジャカルタ州知事の発表であり、経済を回したい中央政府がどう出るか、今週の動きに注目です。

しかし、個人的には余り再規制の効果は無いとおもいます。確かに一時的には感染者数も病床率も減るでしょう。しかし、若い世代が多いインドネシア市民=無症状感染者が多い=若年層の無症状感染者は気づかない内に治る=covid19がある事自体を信じない。実際、首都圏であるボゴール市民の85%はcovid19を信じない、疑ってるという記事が出ているほどで、自分の周りにも気楽に考えてる人が大勢います。

これを何とかしない限り、規制をかけようが何しようが一時的に減るだけで、緩和すればまた増えるという繰り返し。経済へのダメージばかり増え続け悪影響にしかならないと思います。

そう、「自分の首を絞める」なのです。

インドネシアの平均寿命は71.4歳と言われてます。昭和50年の日本の平均寿命。長生きが良いとは言いませんが、寿命が延びるには「公衆衛生の改善」「医療環境の充実」「個人の健康意識の向上」などが不可欠。今のインドネシアには表面ではこれらを実行しようとしてますが、政府だけではどうにもならない、市民が理解し実行しなければ何も変わらないのです。

今回だって、「コロナなんて無い」とか言ってる市民がいる間は何も変わらないでしょう。ジャカルタ州知事も市民が理解してくれないと嘆いている記事が数日前にありましたが、全くその通り。もっと市民に気付かせる、理解してもらう何かを考えた方が良いかとおもいます。

やはり、人間としての教育(思考力、判断力など)最低限の市民としてのルールを身に着けないと。本気で思う。

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