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スケボー文化を考えさせられる深夜徘徊の魅力と出会い

岩田です。はてなブログの過去記事転載です。

イキナリですが皆さん深夜に街をウロウロしていますか?

私は趣味のガンプラを持って深夜の街を徘徊するマニアックな趣味がありましてコレがともて面白くて病みつきになっています。

ガンプラを持って深夜の街を徘徊する活動を行っているとチョットした出会いってやつがあります。

んで先日もチョットした出会いがありまして写真を撮らせて頂きました。

スケボー

深夜徘徊で見かける率NO1がスケボーです。

他にもヤンキーや暴走族や酔っ払いなどなど沢山ありまして中には連絡先を交換した人もいるし仕事に繋がった人もいます。

なんのしがらみもない出会いを求めている人なんかは一眼レフを持って深夜の街に繰り出すのもありなのではないでしょうか...

スケボーとはとても体力を使うスポーツ、自分との闘いみたいな要素の強いものだと思っておりまして練習しまくった技が出来るようになると人前で披露したくなるってもんです。

ただスケボーってのはどうしても走行音がうるさい乗り物... とくにアスファルトの上となればとてもウルサイ、道路で台車を高速で転がすような物です。

またトリックを決めるにはオーリーといったスケボーテクニックの基本動作であるジャンプと着地がありまして、これがそれなりの騒音にもなります。

出来ればウィールへの抵抗が少ないタイル状の場所でスケボーをやりたい...ってのがスケボー、でもそんな場所は大体スケボー禁止ってな張り紙がしてあります。

スケボー専用の場所なんかもありまして基本的にはそのような場所でやるのが望ましい....とは思います。

アプローチ

都内某所、深夜

いつものように深夜徘徊をしているとガラガラと音と響かせる集団が... 

間違いない、この音はスケボーだ。

普段ならこの音に近寄ることのない私だがこの日は違った。

その理由は分かっている。一眼レフを手に持っているからだ。

一眼レフを手にした経験がある人なら分かるだろう、とにかく写真を撮りまくりたくなるのだ。

カメラを構えるポーズ、被写体を追う動き、まるで自分をプロのカメラマンにでも錯覚させるようにするアイテムが一眼レフ。

私はNIkonの一眼レフを首から下げスケボー集団に接近した。

気分はまるで世の中の闇を扱うルポライター... 破裂しそうになるほどドキドキする心臓や表情を誤魔化すのにサングラスは最適だ。

...が、怪しすぎる。

深夜にサングラスはやめたほうが良い。

写真を撮らせてもらう

スケボー集団に接近した私は写真を撮らせてもらう交渉を始める.... が、誰がリーダーなのか分からない。

しかも全員が黙々とスケボーをやっているので声をかけにくい。

加えてこの場には彼らが持ち込んだ音楽も流れている。

ヒップホップ的なノリの良い音楽の流れる場で私は明らかに場違いなオッサンだった。

仕方がないので暫くその場で観察を始める...まだ一眼レフの電源は入れていない。

そんな中、一人の青年が激しく転倒する。

私はチャンスだと思った... 

「すいませ~ん、ちょっと取材がてら写真を撮っていいですか?」

ボコられるのではないだろうか...と内心ビクビクしながら声をかけた青年、かなりのイケメンに声をかける。

イケメンの彼はもの凄く軽いノリで「いいよー!」と爽やかに了承してくれた。

振り返っても誰がリーダーなのか分からないが、スケボーが一番上手かった彼を勝手にリーダーにしてしまう私は悪いオッサンだと思う。

「すいませ~ん、撮影入らせてもらいまーす!」

深夜、ヒップホップの音楽が流れる若者スケボー集団へ潜入することに成功した。

スイッチが入るスケボー集団

私もイキナリ歩いて接近したわけではない。

遠くの物陰に身を潜めて彼らの動きを観察してからのアプローチだ。

アプローチする前の彼らの動き.... スケボーをしているのだからトリックの練習がメインになる。

それが一眼レフを持ったオッサンが場に現れたことによって一気にヒートアップした。

やはりカメラが入るとなれば人に見られるという事、さっきまでとは違ったスピード感溢れる疾走、大胆なトリック、少しボリュームが上がった音楽、

オッサンである私も興奮を隠しきれなくなりシャッターをきりまくった。

カメラの前で技を見せる

なぜだろう、あろうことに私の下半身は若干大きくなっていたかもしれない。

それを隠す意味でも、またよりダイナミックな写真を撮る意味でも私は地べたに寝そべるような形でカメラを構え続けた。

私はとても興奮していた。

そんな私の撮影スタイルに触発されたのだろうか、彼らはカメラの前で技を決めてくれるようになる。

もうこうなってくると興奮が絶頂をむかえるといっても過言ではないだろう、彼らの表情もまた真剣なアスリートのようだ。

プロのカメラマンとはこのような興奮を日常的に味わっているのだろう、これは確かに人を魅了させる行為だ。

オリンピックスケボー

スケボーがオリンピックの競技ってことは本格的にスポーツとして...ってな事だと思います。

確かにスケボーはスポーツの側面も強いもの、

また近年ではスケボーが出来るパークも出来たり、Xゲームといったストリート系スポーツの競技なんかも注目を集めています。

ただスケボーはどちらかと言えば私が深夜徘徊で出会った彼らのようにストリートな文化、または反社会性の強いものだと思っています。

これが本格的にスポーツ競技のような扱いになるとストリートで行うスケーターはどのように思うのか... また彼らに合う機会があったらその辺の気持ちも聞いてみるつもりです。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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