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~ファンダメンタルズ④~コモディティについて

こんばんはGUnagarenaです。

今回はファンダメンタルズのコモディティについてまとめたいと思います。

そもそもコモディティとは何か?
それは「商品」のことを指す言葉で、コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油やガソリンなどのエネルギー、金やプラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物といったようなコモディティ(商品)に投資することをいいます。またその市場で行われている取引が商品先物取引です。


商品先物取引とは「将来の一定の期日に商品を受渡することを約束して、その価格を現時点で決める取引」です。                 
さらに商品先物取引では、約束した「将来の一定時期」が到来する前に、いつでも反対売買(買い手は転売、売り手は買い戻し)をすることによって、取引を終了することができます。
この際、商品の受渡を行わずに、差額のみを清算するため、これを「差金決済」と言います。FXも商品先物取引同様、差金決済です。

コモディティ通貨とは鉱物資源を主に輸出している国の通貨のことで
商品相場が上昇する時や産出商品の輸入国の景気が良くなる時などにコモディティ通貨は買われます。

コモディティ化とはある一定の商品カテゴリーの中で、機能や品質による差異が減少し、商品価値が普遍化、汎用化され市場が変化していくことをいいます。

FXで使われる言葉とすれば「商品先物市場(コモディティ市場)」、「商品先物取引」、「コモディティ通貨」などですね。


次にFXと商品先物取引との比較を見ていきましょう

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最も違うのは、当たりまえですが取引の対象で商品先物取引は、貴金属や穀物・原油といったモノを取引するのに対して、FXは通貨を取引します。

FXと商品先物取引の共通のメリットは         
・証拠金制度
・買いからだけでなく売りから取引可能
・夜も取引可能

FXと商品先物取引の違い
取引に期限がある
 商品先物取引は、限月と呼ぶ決済期限があります。
レバレッジ倍率
 FXの最大倍率は25倍まで。商品先物取引は銘柄によって異なり数倍から数十倍のレバレッジで取引できます。


最後にFXとの関連性ですがわかりやすく対ドル円でまとめたいと思います。
金利動向や株式市場と比べるとその取引規模が大きくないことから、変化の兆候が表れやすいという特徴があります。
商品は「物」ですから、通貨の価値が下がれば相対的に上がります。反対に通貨価値が上がれば商品価格は下がります。円高の時代に日本がデフレだったのはこのためですね。
従って米ドルベースで見る国際商品価格は、商品価格が上がれば米ドル安、商品価格が下がれば米ドル高となる関係にあります。


以上をもちましてコモディティのまとめとさせて頂きます。



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