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~テクニカル~ボリンジャーバンド①

こんばんはGUnagareのnaです。                   今回はFXトレーダーの中でも人気の高いインジケーターである      ボリンジャーバンドについてまとめたのでぜひご覧ください。


ボリンジャーバンドとは?
トレンドボラティリティを判断するための指標です。


●ボリンジャーバンドが示すもの
・トレンド=相場の方向性
・ボラティリティ=価格変動率

トレンドを判断するには移動平均線を使います。
またボリンジャーバンドの中心線がこの移動平均線です。
ボラティリティは標準偏差を利用して判断します。
この標準偏差を利用して描かれるのが上下のバンドであり広ければ    ボラティリティが大きく、狭ければ小さいと判断します。
バンドが上下に拡大している状態「エクスパンション
バンドの幅が狭くなっていく状態「スクイーズ」 といいます。


●ボリンジャーバンドと標準偏差

標準偏差=対象データのバラつきの大きさを示す指標          ※難しいので計算方法などは省き以下の数字を覚えます。

・±1σ=68.26%
±2σ=95.44%
・±3σ=99.74%

無題

https://fx-works.jp/borinband/参照


●基本設定
 
 ・移動平均=単純移動平均線で期間は20日
 ・バンド=±2σ

標準偏差について上記で3つ挙げましたが
±1σは頻繁に到達しすぎるためダマシが多くなる。
±3σはチャートが到達することはほとんどない。
以上の点からバンド=±2σでの判断を推奨します。



以上で基本的な説明と設定を述べましたが多くの人が勘違いしている  バンドの意味を説明したいと思います。

それは、                             ±2σのバンドは”終値”の約95%がバンド内に収まるということです。
ヒゲが飛び出しているケースはよく見ますが終値はほぼバンド内に収まります。次の終値が約95%の確率でバンド内に入るかどうかはわからないため、±2σはあくまでも終値の約95%がバンド内に収まるように、計算されたバンドを描いているに過ぎないのです

つまり±2σに触れたからと言って終値を待たずに逆張りすると高値や安値で捕まり、結果的には終値がバンド内に収まってしまったというケースが生まれてしまうのです。


本日はボリンジャーバンドの説明をまとめましたが           次回は手法についてまとめたいと思います。


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