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お手本の様なヘイヴンC守り T5 vs ONS VCT Challengers Korea Main Event Day 12

初めまして、ガムボールです。

現在は各地で予選が行われており、全て見ていると人生が狂い兼ねない時期が続いていますね。
今日はT5 vs ONS VCT Challengers Korea Main Event Day 12の中の12ラウンド目を抜粋してお届けします。(該当するシーンは03:08:35から)

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ラウンド解説

ラウンド12、1:35時点での配置はこちら。スコアはT5 1-10 ONS

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防衛側T5はオーソドックスなA2B1C2の配置になっています。
対する攻撃側ONSはアストラを除いた全てのエージェントのアルティメットが使用可能となっているので、それを絡めたラッシュのような形に見えます。

防衛側もアルティメットの状況や音の多さからラッシュを察知したのか、C側は前めの配置を崩さず、B側はkayoが裏取りを警戒、A側は最速で前に詰めました。

そして1:33頃、防衛側がチェンバーとアストラでダブルピークをします。
これが本当にめっちゃいい。
攻撃側はセットアップを組んでいた為、アストラもブリーチもソーヴァもスキルの準備をしていました。キルジョイはロングまで上がれておらず、武器を持ってピークできたのがジェットのみとなっている絶好のタイミングでのダブルピークは見事に刺さり人数有利。
防衛側は一番ヘイトの集まる位置にチェンバーを置いていたのでそっちはワープで帰り、アストラはヘイトが集まっていないので無事生還。
これ以上無い、針穴に糸を通すような完璧な1キル目でした。

その後、攻撃側は手前にアストラがいるのが分かっている事からか素早くブリーチのアルティメットを発動。
防衛側はCロング入り口にスモークを炊きました。

そこから攻撃側ブリーチがフラッシュを使い、サイト中へ入ろうという1:28時点での配置がこちら。(画像の黄色い部分はローリングサンダー)

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攻撃側は入ってくるタイミングでCサイト手前にショックダーツ、サイト側ガレージの通路の前にナノスワームを使用し手前にいるプレイヤーを咎めようとしました。
しかし防衛側の回答が完璧。
ローリングサンダーに対応した為既に引き切っており、攻撃側が入ってくるであろうタイミングでグラビティヴェルで足止め。その間にkayoは寄りが間に合ったので入り口にフラッシュを投げ入れ、裏取りはBウィンドウまで取れています。

その後、攻撃側ブリーチが弱体化をもらいながら先陣をきって突入、後続はソーヴァが左、キルジョイが右という並びで追いついてきました。

サイト内は現在3vs3の状況。
攻撃側ブリーチは設置エリア内まで侵入しフラッシュを構えました。

そのタイミングで防衛側はさらに追い討ちをかけます。
サイト裏に控えていたアストラが、マップで見て右側からピークしてキルジョイをキル。
攻撃側ソーヴァも防衛側チェンバーを倒しますが、防衛側kayoのフラッシュが入り、フラッシュポイントを撃った後に前に出た攻撃側ブリーチ、フラッシュを食らったソーヴァの順に倒されてしまいます。

1:20時点での配置。

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その後についての解説は、私からは何もありません。

試合を観ていた方ならご存知だと思いますが、このラウンドは攻撃側のアストラであるzunbaが1vs3クラッチを決め、スコア1-11で攻守交代となりました。
こんなに状況が良かったのに、おかしな話ですよね。(zunba強過ぎ)

このラウンド、結果的にはONSが勝ちましたが内容的にはT5の方が良かったと思います。
ここからは別の世界線を考察しながら、この12ラウンド目を深掘りしていきます。

ONSの勝ち筋(勝ってるけど)

1.ローテートという選択肢
攻撃側ONSが状況を有利に進める為の選択肢として最初にローテートを考えましたが、これはかなり厳しかったです。
防衛側T5はとても早い段階で裏取りをしており、ローテートの選択肢を考えられる1:30の時点で既にBウィンドウ付近まで潜入しています。
もしここでローテートしたとしても、最速でAサイトに向かわなくてはいけませんし、その上でウィンドウの存在に勘付くことはとても難しいです。
ローテートするのであればアストラをラークとして置いておくのが最適解でしたが、これはONS側がローテートは必ずしないという前提でのラーク無しの配置だったと考えるのが自然なように思います。

2.スキルの切り方
結果論にはなってしまいますが、サイト内にローリングサンダーを食らっていないプレイヤーが多かった為、手前に出てくるのを防ぐブリーチのアフターショックが一番効果的であったように思います。
サイト内侵入後に薪側にアフターショック、その後キルジョイタレットやフラッシュでまともに撃ち合わせずにサイト内を潰し、裏取りを攻撃側の後続が処理。
そこまでが私の思いつく理想的な動きでした。(もっといい選択肢ありそう)

3.無限の勝ち筋
要は、状況は不利でも全て撃ち勝てばそのラウンドは勝利な訳で、今回はそれだったんですよね。


最後に

以上で解説を終了します。
たった20秒間を解説するのに1900字近く使っていて、いずれは1MAP丸ごと解説なんて考えていましたが先が思いやられます。
valorantもまだまだ勉強中で解説のやり方も模索中なので、コメントでご意見募集中です。
これからも応援の程よろしくお願いします。


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