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〜ぐじ京都店(きょうとみせ) ㉖〜 la favolaの魅力に迫ります!!

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皆様、こんにちは。

ぐじ京都店(きょうとみせ)の前澤です。

今回の前澤のぐじ京都店(きょうとみせ)ブログは、la favolaより入荷しておりますジャケットのお話を。

昨年個人的にも即買いしてしまい、そこからというものこの秋冬もセットアップを購入と、完全にla favolaの虜となってしまいました。

la favolaのアイテムはどれも服好きの心を躍らせるプロダクトなんです!

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最近のファッションシーンにおいて、欠かすことのできないミリタリー。

MA-1のナイロンツイルも踏襲した生地を使用しております。

MA-1といえば元々は1950年代に開発されたアメリカ軍用のフライトジャケットですが、開発されるまでの経緯を軽く説明させて頂くと・・・

MA-1はインターミディエイトと言って、-10℃〜10℃の気温域の中間領域での使用を目的にしているため、機能性と防寒性を兼ね備えたバランスの取れたフライトジャケットなんです。

元々フライトジャケットはレザー製品が多かったですが、第二次世界大戦の皮革不足により非レザー化が進められました。

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まずは大量生産できるコットンツイルのB-10が採用され数年後、素材をナイロンに変更した現代のフライトジャケットのベースになるB-15が誕生しました。

↑こちらはバイヤー岩佐の私物ですが、なかなかお目にかかれないミントコンディション!!

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数年後、戦闘機の進化により、スピード、飛行高度もレベルアップしパイロットが装着するヘルメットが大型化し、それに伴い改良され、傑作中の傑作「MA-1」が誕生します。

そして、MA-1がファッションとして認識され始めたのは、映画「トップガン」でトムクルーズがフライトジャケットを着用しており、そこから普段着のフライトジャケット着用が一気に加速したことが一つ大きいと言われています。

実際はMA-1じゃないんですがこの映画で「フライトジャケット」を普段着で着るということがMA-1を中心に広がりました。

と、こういう話は大好物なのでついつい長くなってしまいました笑

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ミリタリーだけでは終わらないのがこのla favolaのジャケットのすごいところ。

なんとこの生地をサルト風の仕立てにしています!

さすがは、長年テーラードの経験をもつブランドらしい仕上がりです。

一般的に見られる縦に入るダーツはなく、斜めにダーツが一本だけ入っています。

これはリベラーノやセミナーラに見られる、所謂フィレンツェ仕立てのディテールになっており、丸みを持った少しフェミニンな印象になっているのではないかと思います。

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今季balconeオススメのスウェットにバンドカラーシャツをレイヤードし、ワイドパンツにスニーカーといった、balconeらしいコーディネートです。

一見クセの強そうなアイテムですが、ショート丈でジャケットとしてもブルゾンとしても使える汎用性の良さがコーディネートの幅を広げてくれるアイテムだと思います。

昨年は即完売となっていたアイテムですので、是非お早めにチェックしてみてください!!

着用のジャケットはこちらから

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