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#108『僕は一体何者で、何をしたいんだ』草太ブログ2020.4.30

こんばんは、草太です。

僕は現在22歳。北海道札幌市に在住しています。ミュージシャンを名乗りながら、バーの店長をしていたりこのブログを書いたりしています。音楽講師の仕事もやっています。

というように書くと、とてもマルチに活躍している人みたいに見えますが、実際は、すべてうまくいっていません。

"すべて"うまくいっていないんです。なるべく一つの事に偏らないように、かつ自分がやりたいことをしてきたつもりなのですが、全然うまくいきません。一つのやりたいことが上手くいかなかったら、別のやってみたかったことをしてみる。その結果何もうまくいきませんでした。

やりたいことに関する勉強とかも疎かにしてきたし、時間も脳みそも集中して使ってきませんでしたが、そんなことにも気づけないんです。

高校生の頃、大人たちはまるで奴隷のようにみんな悲鳴をあげながら働いていると思っていました。そんな最中、「好きなことで、生きていく。」とか「趣味を仕事に。」みたいなキャッチフレーズをよく目にするようになり、自分も好きなことで自由に生きていける。と大きな勘違いをしてしまいました。その結果が、今の、言ってしまえばどん底の暮らしなんだと思います。

もう一つ、高校生の頃を思い出しながら書きます。当時は、学校生活に一日のほとんどを費やしていました。家に帰ったら寝るだけ。将来やりたいことがたくさんありました。学校の先生とか、書道家とか、ミュージシャンとか。しかし、毎日の学校に時間を蝕まれ、自分のやりたい事にむけて努力することが出来ませんでした。

音楽の専門学校に就学するのをきっかけに、一人暮らしをスタートさせました。通学時間は大幅に減り、自分の時間もたくさんつくれて、ついにやりたいことがなんぼでもできる自由を手に入れたと思いました。

しかし実際は、自由が故に「明日やればいいか」の繰り返し。これは全くもって僕自身の意識の低さです。繰り返しているうちに「これは本当に僕がやりたかったことなのか」という疑問も生まれてきました。

そしてその疑問さえも「明日考えればいいか」と思ってしまい、思考が停止してまた無駄な一日を終えてしまう。こんな思考停止した暮らしを今日にいたるまで数年間も繰り返してきたんだなって思ってしまいます。

非常に苦しいです。

「今日はだめでも明日はきっとどうにかなる。」と思いながら明日も同じようなだめな一日にしてしまいます。何か行動を起こすことに対してもとても怯えてしまいます。「こんなことしてしまったら取り返しのつかないことになってしまうんじゃないか」って考えているうちに、もう取り返しのつかないところまで来てしまっているのです。それなのに、「とりあえず、今日は寝て明日考えよう」なんて思ってしまうんです。「今すぐに行動する」っていうのがとにかく怖くなってしまったんです。感謝も謝罪もすぐにできなくて、過ぎ去ってから気づきます。

そんな自分が嫌で仕方がなく、いっそのこと台所にある包丁で胸を一刺ししてしまえば楽になれるんだろうけど、その一瞬の痛みさえも怖くて死ぬことすらできません。

僕は一体何者で、この人生をかけて何をしたいんだ。

根本的なところから、なんだかよくわからなくなってきた。

過呼吸気味になりながら書いてたら日付が変わってしまった。

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