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2019nennnomatomeプラトンは偉大

ハイ! そこの可愛子ちゃん!
その時、彼女は飛び跳ねるように遠ざかって行った。
もう一体誰やねん! との表情を浮かべながら、身を隠す美女を見て、ぼくは高笑いをあげた。
そんなこともあった2019年。ぼくはある大発見をした。

人と人のかかわりかたは、相性とか感情とか、性格とか周辺のかかわりかたなど、いろいろ変わっていくし、その変化が今の状況になっている。
2019年は自分の周囲へのかかわりかたについて、再び考える一年だっただけでなく、すべてがかかわりあいによって存在していることを悟ってしまった年だった。

菩薩かなにかかと思うくらい、このままさとり続けると解脱しちまいそうな気もすることもない。いや、解脱ってなんやねん。ようわからん。ぼくらワールド解体新書を書いていて、社会について書こうとしたところ、人間の体の仕組みやらなんやらよりも社会の仕組みの方が断然むつかしかった。

人間の体の仕組みやらは「わかっている」ことを論理立てて説明している教科書やら、本やらが出ているからそれをわかりやすくするのは、社会について書くよりもむつかしくない。
社会については、いろいろ本もあるしジェンダーやらなんやらあるけれど、そこじゃないねん感が半端なく。おそらくそれらの本は社会を解体し解説してはいるのだけれど、こねくりまわした粘土のように見えてしまい、なんだか食うに食えない。

そんな中繰り返しTEDのビッグバンから始まるプレゼンを繰り返し聴きながら夏を過ごし、国や社会の解説を書いたり、下絵を書いたりしつつも普段の仕事をこなしていた。

普段の仕事で、人の恐怖心の動きを自分も含めて観察し、かかわり合い方を考えて、宇宙のビッグバンなどのことを考えていたら閃いた。ビッグバン以降、すべてかかわりあいから存在が出現したことを。
「かかわりあい」というツール(道具)を使えば、この世界の構造解説ができる!
これが2019年の大発見であった。

2020年はこれをかたちにしていきたいと思うよ。

Web用2020年賀


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