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ぼくらワールド解体新書

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2016年5月の記事一覧

『ぼくらワールド解体新書』(10)放射線のこと③

『ぼくらワールド解体新書』(10)放射線のこと③

原子が壊れてでる放射線。最後はガンマ線(γ線)です。

ガンマ線は、原子核の中で中性子が陽子と電子に別れベータ線を出した時に、原子核から飛び出した光です。光なのでぼくらの体を突き抜けていきます。たとえば必須栄養素であるK(カリウム)の同位体であるK(カリウム)40はベータ線といっしょにガンマ線を出します。

ちなみにレントゲンで利用されるX線も光です。日焼けの原因となる紫外線もラジオやテレビの放送

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『ぼくらワールド解体新書』(11)放射線のこと④

『ぼくらワールド解体新書』(11)放射線のこと④

宇宙から飛んでくる放射線を【宇宙線】と呼びます。宇宙線とは宇宙空間から飛んでくるガンマ線や陽子や中性子などのことを言います。



ビッグバンによって宇宙が誕生し、その誕生の0.0001秒後に陽子と中性子が生まれました。ちなみに陽子1個は水素の原子核になります。



つづいて宇宙誕生の3分後には陽子が2個くっついてヘリウムの原子核が生まれました。つまりアルファ線の誕生です。

宇宙が生ま

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