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EP.19「復習・蠍座〜魚座」

「ほい、ではハーフタイムを終えて後半戦を始めちゃうぞっ。今回は蠍座から魚座までのプレイバック!一気に喋っちゃってるけど、頭の要領は大丈夫かい?」

いえ、あまり、大丈夫じゃn

「大丈夫だね!よぉぉぉし、いくぞぉぉぉ!!」

聞いた意味がなーーーい!!

「それでは、まず蠍座から。エレメントは水で、不動宮だ」

イメージですよね・・・波風立たない静かな湖?

「毎度、面白いイメージを出すねえ! 確かに、そういった情景が蠍座にはある。蠍座は何かをじぃっと見つめる星座だから、その間は全く派手な動きを見せない。そして飛び出すときは本当に一瞬だ。物事の核心を見抜いて、糧にして、蠍はまた別の湖へ旅立つんだ。・・・まぁ、湖に潜みすぎてそのまま溺れる蠍とかもいたりするけど」

な、何と言っていいのか・・・

「そして餌を食わない蠍はどんどん動けなくなるわけさ!さて、次は射手座だ。エレメント火の柔軟宮」

イメージできるのは、そのまま炎の矢、かな

「そんなところだね。射手座は旅というものに縁深い星座たちだ。それが物理的であれ精神的であれ、ね。風の星座かと思えるくらいフットワークが軽くて、そして、どんな所でも適応が可能だ。勢いよく飛び出し、勢いよく学び、勢いよく飛び立つ、そんな特性がある。・・・その一方で射手座が意気消沈すると本当に分かりやすい。全部ストップして投げ出すからさ」

あぁ、打ち落とされた矢のようだ・・・

「風のようなフットワークに火のような情を持つ面白いひとたちだよ。そしてその次が山羊座。エレメント地で活動宮だ」

じ、地震?

「分からなくもない! 山羊座は怒らせたらヤバいやつらだし! でも、例えるならば賑わう城下町と言ったところかな。自分だけではなく、他の人をも巻き込んで守る星座だから。責任だの伝統だの、堅苦しいキーワードが有名だけど、一流とか優雅という言葉とも縁が深い。自分自身が場を盛り上げるというよりは、その場を作る方が得意だと言える。故に城下町ってわけ」

頼もしい星座なんだなぁ。

「それ故に社会的な上昇志向が強いのも特徴だ!それに依存しがちなところもね。んで、次が水瓶座。エレメントは風で、不動宮だ」

止まっている風・・・?ちょっと想像がつかない

「そうだね、宿り木に停まる鳥、とでも言おうか。少し違う場所から俯瞰して世の中を見る星座だ。少し違う場所にいるからこそ、話してみても捉え所がないし、基本的に一人でいるのが好きだったりもする。まぁ、本人は寂しくないから良いんでしょう。それにそういう変わったポジションにいる自分が好きだったりもする・・・ぶっちゃけ奇人変人の星座! 外から眺めて、色々と妄想するのが好きでもある!」

水瓶座の人たちをフォローしたいけど、なんかちょっと、無理かも・・・

「まぁまぁ・・・その妄想が問題解決の起点になることもあるから面白いのだよ。さあ、最後に魚座だ。エレメントは水、そして柔軟宮」

波間に揺れる、水晶玉かな。

「おー、綺麗なイメージを出してきたねえ。魚座は境界線が曖昧な星座。それこそ海で漂うかのように。そしてなんとも言えない、洞察力がある。見透しているんだか、天然なんだか分からない洞察力。それは確かに水晶玉のようかもしれない。魚座に関してはこんな人です! とは言い切れないぐらい変幻自在だったりもするし、むしろ、自分が何者なのか分からない、どころか規定する気もないんだろうね」

おっと、さりげなく落としたぞ、この人。

「でもまぁ、射手座を超える適応能力はある!それは依存にもなり得るけどね。・・・よーし、とりあえず振り返りは以上。どう? それぞれの星座、どれも特徴的でしょ?」

確かに、色んな特徴があって、美しささえ覚えてしまう。

「だけど、例えば自分の星座の項目を読んで、ちょっと違うなぁと思う人も結構いたりする。そのせいで、星占いは信用出来ないとか言われちゃうんだよね。別に信用するもしないも、その人次第ではあるけど、ここはひとつ、月星座の項目を読んでみることをおすすめするよ」

・・・月星座?

「ということで、次は月星座についての解説! 覚えること増えるぞー! 情報に溺れないように気をつけて、覚悟して聞くんだぞっ☆」

うへぇ・・・

次回EP.20「月星座ってなぁに?」


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