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銀行員(法人RM)が今すぐ副業をすべき3つの理由

こんばんは!

このnoteでは、現役銀行員や銀行出身者の方向けに、副業のノウハウをお伝えしています。

さて本日は、現役銀行員の皆さんが今すぐにでも副業を始めるべき理由を3つお伝えしようと思います。

1.銀行を退職(出向)する時期が早まる可能性が高いから

これは二つの観点があります。

1つは自発的意思による退職、もう1つは会社の指示に基づく退職(=出向)という観点です。

①自発的意思による退職

自発的意思による退職とは、文字通り自分から会社を辞めることです。

なぜこれが早まるのか。

一言でいうと、銀行を取り巻く環境が厳しくなる中で、銀行員の待遇が悪くなることを嫌だと感じ、転職を決意する人が多くなると考えられるからです。

FintechやIFAといった新しい形の金融に取り組む会社の方が、銀行員のスキルを活用しながら高収入を稼げたり、色々なスキルを身につけられます。
収入や将来のキャリアを考えると、「退職した方がいい」という状況がどんどん出てくると考えています。

ついでにいうと、銀行内のポジションは、支店の統廃合等の影響により減少する可能性が高いので、今ほど昇給は見込めません。

退職を後押しする理由がどんどん出てくれば、銀行員が転職をする時期は早まるでしょう。

②会社の指示に基づく退職(出向)

全ての銀行員は、社長や頭取にならない限り、定年よりも前に関連会社や取引先に出向・転籍をします。役員になれなかった銀行員は、早ければ50歳ぐらいから出向が始まリます。

この出向年次がどんどん下がる可能性があると考えられます。

理由は、銀行の構造不況に起因した、人員削減の波です。

メガバンク3行は人員削減を計画しており、特にみずほにおいては約2万人の人員削減を掲げています。みずほはこの人員削減において、レイオフ(人員整理)は行わず、新卒採用の抑制と退職による自然減少で達成すると述べています。

ここでいう「退職」には当然、出向・転籍も含まれます。

抱えきれなくなった(不要な)行員については、積極的に出向・転籍をさせ、銀行のスリム化を図る可能性が高いのは、想像に難くありません。

自分にとって不本意な出向先に飛ばされる可能性もあります。また、出向先・転籍先を銀行が見つけてくれている内はいいですが、もしそれすら銀行が面倒を見てくれなくなったら…、というのが銀行に居続けた銀行員のワーストケースでしょうか。

2.銀行では専門スキルが身に付かないから

銀行員は、社会人としての基礎力が高く、文章力や忍耐力、数値で物事を把握する能力が高いので、「使える人材」の人は多いと思います。

一方、マーケティングやプログラミング、みたいな汎用的な専門スキルは、銀行では身につきません。

では、専門スキルが身に付かないと何が困るのでしょうか。

例えばマーケティングスキルがある人は、USJハリポタの仕掛け人である森岡さんが、P&GからUSJに転職したように、業界に縛られず、幅広に仕事ができます。

しかしながら銀行員は、銀行で年次を重ねれば重ねるほど、銀行以外の業界に転職しにくくなります。銀行で身につけたスキルは、銀行でしか使えない、ということです。

なので、銀行員が他業界に転職するためには早めに転職をするか、出向を待つかぐらいしか方法が今まではありませんでした。

ただ、副業を利用することで、他業界への転職の道が新たに開けます。

例えば財務コンサルを副業でやれば、自分のコンサル会社を持つことができるかもしれません。プログラミングを副業でやれば、エンジニアとしての道が開ける可能性もあります。

副業は、自分の可能性を広げることができる、ローリスクハイリターンの手段だといえるでしょう。

3.他業界で転職するためのリハビリ期間が必要だから

銀行員の中には、銀行独特の習慣に毒されていたり、銀行員だからという理由だけでやたら偉そうにする人がいたり、創造的な仕事をする能力に欠けていたりする、人がいます。

要は、債権者たる銀行の立場からしか社会を見ていないので、お金を貸す僕えらい的な思考に陥ってしまい、事業を作ることの難しさを知らないのです。中小企業の利益数千万円ってしょぼいな〜とか平気で言っちゃうわけです。

こういうマインドを持つ銀行員は、銀行という看板を取っ払った瞬間に、一気に残念な人扱いされます。他業界へ転職する前に、自分で事業をやってみたり、銀行以外の世界を見て、そういったマインドを払拭することをおすすめします。

以上が、私が思う銀行員が副業すべき理由3つです。

いかがでしたでしょうか?

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