牛島 光太郎さんの

#Sapporo art stage SCARTSコート展示作家 牛島さんの作品を初めて見た。初めは蝋なのかと思ったが、プラスチックだということなので、ホットボンド的なものをくっつけてるのかなと思う。
日常的でありふれたスプーンや空箱や石ころが、ホットボンド的な材料で作られた菌的な形のものとブリコラージュすることで、ありふれたスプーンや空箱や石ころがいつに無く、魅力的に見える。
より、魅力的に見せるために作家は台座を作り、作品を乗せた。権力の権威付けのための台座は、少し安っぽくいかにも安いベニヤ板で作りましたよという板の素材感も分かるように作られていた。
しかし、後に本人のテキストを読むと、
日用品の素材としての魅力というよりも、過去に見知らぬ誰かが使ったであろうその物語に想いを馳せて貰いたいということなので、私の感想とは、又しても、違った。

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