見出し画像

お客様でも来るんですか?・・・・の量

巷では『ポテサラ論争』なる事件が起きていた・・・・。が、わたしはもうずっ・・・・・・っと前からポテトサラダが食べたかった。あ、どうでもいい情報? でもさぁ、作るとなるとめんどくさくてなかなか着手できない料理だったりするのよ、心無いおじさんよ

特にいうこともないけれど、ポテトサラダって「家庭料理」の代表的なところがあるから、カレー同様にそれぞれの家庭の味っていうのがあると思うんだよね。この「ポテトサラダくらい自分で…」と言ったおじさんのポテトサラダって、本当にじゃがいもにマヨネーズだけなんじゃないかしら?って気がするのはわたしだけかしら?
このおじさんの年齢がいくつくらいなのか定かではないけれど、あまり食に贅沢になれない時期のポテトサラダを連想しているのだとしたら、芋で腹を満たしてやりたい主婦の知恵というか、ポテトサラダの原点はそこだと思うのですよ。人参ときゅうりくらいは入ったのかな~? でも今ほどカラフルなポテトサラダじゃないのではなかろうか? ほら、お店やお弁当についてくる付け合わせ的なポテトサラダは確かに簡素だ。なんなら本気でイモだけの場合もある。おじさん、ひょっとして、家庭料理におけるポテトサラダを知らないのでは…!?って、こんなに話し広げなくてもいいんだよね、別に。でも本当に探すくらいの具材しか入っていないポテトサラダしか食べたことないのかな~って、ちょっと思ったわけ。そこで、

お宅のポテトサラダ、なに入ってる?

・・・・っていう、素朴な疑問ね

我が家のポテトサラダは、玉ねぎが入らない。ハムではなく魚肉ソーセージ(以下:ぎょにソ)である。そして、マカロニも入る。ほら、この時点でもう、他人の家の料理だよね? むしろそれをポテトサラダというかどうかもわからない。マカロニサラダじゃないのにマカロニも入るの?って突っ込まれそうだけど、どれだけかさまししたいのよって話

実はポテトサラダに関しては、以前触れたことがある。祖母の思い出というか、これはいわゆる家庭の主婦のリレーだよね。わたしの想いでの中のポテトサラダは、お客様が来るときに出されるおもてなしの一品。しかも尋常じゃない量を作るため、5本指で混ぜるという。こちらは長いので気が向いたらどうぞ

《 材 料 》
じゃがいも、人参、きゅうり、魚肉ソーセージ、たまご、マカロニ、
マヨネーズ、塩コショウ、粉だし、
(すべて家庭量ということで・・・・)

画像1

1. まずじゃがいもを茹で、固ゆで卵を作る。じゃがいもは冷めてから潰し、潰しながらゆで卵を加える。上記、黄身部分と白身部分は別にして、白身は細かくカットし、残り部分は結構形を残して足していきます

画像2

2. こんな風に、4等分にカットし、マヨネーズ、粉だし、塩コショウをします。混ぜている間に卵は崩れるのですが、じゃがいもも触感を残したい方なので、この時点ではじゃがいもとたまごの大きさは揃えます

画像3

3. たゆ家のポテトサラダはマヨネーズを1本~2本使います。この時点で、じゃがいもも相当数の皮を剥く…と思っていただけると思う。ゆで卵はじゃがいもの数に対して半分の数。じゃがいもが20個なら、たまごは10個(…つまみ食い分+2)

画像4

4. たゆ家の具材ラインナップ(´艸`*)。人参は1本カットしラップに包んでチンして冷ます。ぎょにソはカットする前に1分程度お湯にくぐす。マカロニも茹でて冷ましておく。きゅうりは軽く塩もみしてカットしてから水にさらし、水気を切る

画像5

5. 3で混ぜたものに、4を混ぜ、混ざり加減を見ながら、マヨネーズを調節。まぁ、だいたい足すよね(;^_^A ぱさぱさとして混ざらない感じであればマヨネーズを足し、しっとりさせたければ塩加減を調節する

画像6

はい、できあがり~


この作業、結構手間よね。こぎれいな煮物の炊き合わせの如く、それぞれの具材は別々に仕込むわけだから、わたしのように暇な主婦でも気合を入れないと「めんどくさい」料理なのですよ
ちなみにたゆ家、ポテトサラダは大きく両腕を胸の前で丸を作れる程度の大きさのボウルに作りますので、この上記のお皿も直径20cm程度ですが、家族量というよりはひとり分と言っても大げさじゃない

これね~それぞれの仕込み過程にトラップが仕掛けられてるわけですよ。作ってる間に、そのままでも食べれる食材が目白押しじゃないですか~。ほくほくのじゃがいもをつまみ食いし、ゆで卵は殻をむいている途中確実にふたつは食べるし、なんだったらぎょにソは作ろうと思って買っておいてもいつの間にかなくなってしまう代物。とにかく、ポテトサラダって、作る過程でもたくさんのつまみ食いポイント(⇐つまりはトラップ)が発動するので、食卓に上がるころにはもうお腹いっぱいだったりするのよね。でも、食べるけどね

どんだけイモ食うの?

・・・・って、いってもいいよ

これをご飯でいただく。なぜか、イモとマヨネーズの組み合わせがご飯を激しくかき込みたくなる衝動を煽るのよね。なんなら朝はパンにのる。贅沢を言うならデニッシュの食パンがいい。もうポテトサラダを食べるというよりこれは、マヨネーズをなめているような錯覚で、ガンガン口中に吸い込まれていく。そこでもう一度言いたい!

お宅のポテトサラダ、なに入ってる?


じゃがいもは本来塩茹でするのだろうが、ぎょにソの塩分が加わるため、塩茹ではしません。ので、あとから調整です
たまごは本当なら横にカットするんだろうけど、黄身の色を活かしたいわたしは上記のようにするのですが、前の晩から頭を下にしてたまごを置いておくと黄身が下がるのでだいたい写真のように下に寄ってくれるんです。さらに鍋に立てて茹でる。そうすると白身部分があからさまに解るので、白身だけをカット
(全然関係ない話だけど、たまごサンド作るときは黄身と白身と分けて潰すんです。ざるでこすというか…ものすご~く手間ですけど、そうするととっても滑らかなペースト状のソースができ、ふわっふわのたまごサンドができるのですわ)
きゅうりはカットして塩もみして絞るのが普通なのかな? でもそれをするとくたくたのきゅうりになってしまうので、わたしとしてはここも触感を活かしたく、塩もみしたら水にさらしてしまいます
マカロニは完全にかさましです。量を考えてもらうと解るのですが、とにかくポテトサラダって手間暇かかる割にあっという間になくなってしまうんです。下手すりゃ味わえないこともあるので、がっつり作るのですわ。なのでここで入るマカロニも一袋
魚肉ソーセージは、別に入らなくてもいいんだろうけど、子どもの頃から食べているのでやめられない。多分貧乏家庭だったのでハムを買えなかったんじゃないかと推測

なんだか、思った以上に長い話になっちゃったな(@_@。





いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです