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コロナのおかげで気づけた、効率化よりも大切なこと

新型コロナウイルスのおかげで、在宅勤務が続くようになりました。

緊急事態宣言の影響もあり、不要不急の外出は控え、スーパーに食料品を買いに行ったりする以外は家で本を読んだり、キーボードを弾いてみたり、花を飾ったり、塗り絵をしたり(笑)しながら過ごしています。


効率と合理性を大切にしていた社会人1年目

社会人になって早1年。

今まで日中は会社で過ごし、食事も社食で取り、夕食も社食で取り(笑)、オフィスの掃除は用務員さんにお任せしていた私。
家事をする機会自体が少なかった上、新社会人になるときに奮発した自動洗濯乾燥機の力も借りて、家事はなるべくしない家にしていました。

トイレにスタンプを押し、週末に冷凍食品を大量に買い込み、家電をアレクサにつなぎ、家に帰ればエアコンがついている生活…。
ひどいときは、水道代とか皿洗いのコストを考えたら、割りばしと紙皿生活の方が効率的なのでは?と思い、食器類を使わずに生活していた時期もあります。


最近になって家で過ごす時間が急に増えたため、食器洗い、部屋掃除、風呂掃除、水回りの掃除などの頻度が増えました。

そこで以前から検討していた食器洗い機やルンバの導入を本格的に考えるようになりました。
何年くらい壊れないなら月いくらの負担で…1日に食器洗いで使う時間は〇分だから、1年だと自給換算で〇〇円お得…。

時間効率や費用対効果を考えても、それらの機器の購入は合理的な選択のように思いました。


家事をして、感謝の気持ちに満たされる

一方で、最近は家事をするのがちょっと楽しくなっています。

というのも、外出できないため家でできるアクティビティが限られて、ある意味良い暇つぶしになっているわけです。
特に、家の中で体を動かす手段がヨガかストレッチくらいしかない私にとっては、程よい心地よさがあります。


加えて、家事をしていくと、自分が家具や家そのものを慈しみ、感謝の気持ちに満たされていくことにも気づきました。

今の家に住んでもうすぐ1年ですが、その間に買いそろえたお気に入りの食器たち。この子たちのおかげで、ご飯がいっそうおいしく食べられるなあとか。
いつも、ぐっすり眠れるのは、このシーツのおかげだなあ。今日も花がきれいに咲いて、心を癒してくれるなあ。


そして最後は自分に感謝しています。

今日も朝から部屋を掃除してくれてありがとう。1日が気持ちよく始められます。
おいしいご飯を作ってくれてありがとう。心も体も満たされています。

といった感じに(笑)


削ろうとしていた手間から得られる喜び

こんな喜びもあるものなのだなあとしみじみしています。

そんなわけで、私はとりあえず、食器洗い機とルンバの購入を見送りました。

コロナが落ち着いて、仕事が忙しくなったりしたら、また考え直すかもしれませんが(笑)


今日も一日穏やかに過ごせますように。

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