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創作大賞トロフィー制作の裏側

noteでデザイナーをしています、イグチです。
創作大賞で受賞者の方にお渡しした、トロフィー制作過程について書こうと思います。


note創作大賞


noteではオールジャンルの作品を対象とする投稿コンテスト「創作大賞」が昨年末から開催し、先日授賞式も行われました。


アイディア出しと資料探し

トロフィーの制作期間は約一ヶ月。
まずはアイディア出し、資料探しをしながらイメージを膨らませます。

アイディア出し、ラフ、資料探し


カンプ制作とモック検証


同時進行で実制作をお願いする業者さんとのやり取りもはじめます。
アクリルのトロフィーを作るために今回は友成工芸さんにお願いしました。

はじめは底面に色を印刷するパターンをイメージ

シンプルだけどさりげなくnote greenも感じさせたかったので、最初は底面に色をつける想定でした。

モック的なものでサイズ感を見て良き塩梅を探ります。
ロゴの比率を正確に再現するより、物として魅力的なサイズ感に調整。


現実的に制作可能なものに落とし込み


現場にお伺いし、技術面のアドバイスをいただき、底面だと狙いたい効果が出ないかもしれないのと、傷がつきやすいので側面に変更。

面取りをつけてキラキラした感じを出し、角度や付ける面などもサンプルを見ながら相談して決めていきました。
(角度の深さ単位はCで表すそう。C面取りとは製品の角を斜め45度に落とす加工のことで「C3」で深さ3mmといういう意味になります。知らなかった!)
表面のテキストは印刷ではなく、少し高級感が出るように掘りで再現してもらいました。
友成工芸さんには何度もやり取りをさせていただき大感謝です、、、!

左:カンプ 右:入稿データ


完成

自分で撮影と調整をしたのでアラはあしからず🙏
次の機会があれば、撮影の時間と予算を確保し、
カメラマンとレタッチャーさんにお願いしたい、、、!

まとめ

今は便利なサービスも沢山あり、このご時世でリアルだと難しいこともあって机の前で全てを完結することも可能です。
しかし、当たり前のことなのですが、現場に行き、専門家の意見を聞き、ご協力いただくことの大切さを改めて感じました。

また、打ち合わせの現場にgoサインを出せる担当ディレクターの志村さんがいてくださったこともスムーズに進行できたポイントで、大感謝です。
他にもご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
アイディアや制作の相談にのってくださったリーダー川井田さん、机の側で撮影していたらCEO自ら紙を持ち、写り込みを防ぐというカメアシ的なお手伝いを買って出てくださった加藤さん、簡易撮影セット発見や撮影を手伝ってくれたデザインチームにも感謝です。(追記:何度も承認と経理処理をしてくださった皆々様のご協力もあってこそでもありました、、、! )

おまけ、受賞者の方の手に、、、


別件の為、授賞式には参加できなかったんですが、かっぴーさんの受賞動画でいい感じに映っているところを載せさせていただきます。


おしまい

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