見出し画像

日本代表を打ち砕いた2本のミドルシュート

パリオリンピック男子サッカーは、グループリーグを突破したが、残念ながら準々決勝でスペインに敗れる結果となった。

そして、日本代表を打ち砕いたのは、スペインのフェルミノロペスの2本のミドルシュートだったと言っても過言ではない。

1本目は、1ボランチの藤田の脇のスペースを使われて、ミドルシュート。2本目は、CKから受けたボールをほぼ最終ラインに張り付いていた日本を嘲笑うかのように、ミドルシュート。

いずれも、精度高いミドルシュートではあるが、最終ラインがブラインドになってGKが反応しにくいと言うこともあるだろう。また、日本の守り方も多少課題があった。

それでも、ミドルシュートで2得点と言うのは、何となくサッカーのトレンドを変える出来事のようにも思う。例えば、NBAはゴールに切り込んでダンクと言うプレイよりも、3ポイントが重視されつつある。3ポイントシューターと言うと、ちょっと前までは特別なプレイヤーと言うイメージだったが、いまやコートに立つ選手は当たり前に3ポイントを狙う。どちらかと言えば、ハーフライン付近からのロング3ポイントシューターが特別な存在になりつつある。

もしかしたら、これと同じトレンドがサッカーに起こるのかもしれないなーと、思わせるスペインのミドルシュート2発だった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?