『意識はいつ生まれるのか』ジュリオ・トノーニ著
<概要>一般人にも読みやすく、かつ著者の人文科学的素養もあって、楽しく読める。内容的には意識は大脳皮質系の複雑で統合的な活動によって生まれるのではないか、ということを科学的に証明した本。タイトル通り「意識はいつ生まれるのか?」を証明した本です。
<コメント>意識とは自我そのものだから、それが科学的には一体何者なのか?これを解明すれば、相当なことだろう。本書のほか、古生物学者の更科功先生の講義の内容も包含すると、現段階では、意識は脳のネットワークが密接に絡み合った結果生まれる