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TOEICで795点取った勉強法

大学時代の就活前に受けて以来、超久しぶりに受験した。
勉強法なんてみんな書いてますし、もっと高得点の人もおりますし、でも一応成果は成果ということで自分がやった勉強法として残しておく。

…800点台に乗ってればもう少し格好がついたかもしれない。
土壇場での詰めの甘さは昔からそう。

ちなみに再現性とかそういうのは知らない。
「君もこの通りにやれば絶対うまく行く!!」みたいなことは断言も匂わせもせず、「自分が取り組んだ事実」を書いていきます。
俺って優しい。


前提

  • 受験日 9/10

  • 申込日 7/26 (メールの履歴から確認)

買った教材

公式TOEIC Listening & Reading 800+ (以下800本)

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8 ※使いませんでした


勉強に使った教材

  • 800本

    • R + Lの各セクションの問題構成、800点を目指す上でどれくらい正解できるべきか、どの程度の時間配分が良いかなどの解説

    • 練習問題ページもある。解説ページには知っておくべき単語熟語、よくある選択肢の選び間違い方などが載っている。リスニングにおいてはスクリプトと和訳も載っており、誤答しやすい選択肢に特にフォーカスされて解説されている。

    • 付録の単語帳が挟まっており、解説例題を基にしてよく出てくる単語熟語とその意味がわかる。収録語数は230語。

    • 付属アプリを無料でダウンロードでき、800本のリスニング部分や単語帳で使う発音音源が収録されている。

  • TED

    • 海外のTEDスピーチをリスニング練習の音源として学習に利用。

    • 無料で、iOSアプリもあるので気に入ったスピーチをダウンロードして何度も聴いた。字幕も日本語と英語を切り替えられるので色々使い方が広い。

勉強法

そもそも準備期間をしっかり確保するのが難しいので、あれこれ手を出さずにやると決めたことだけをバカみたいに繰り返す方法を選んだ。

  • 単語の暗記
    800本に薄めの単語帳が付録として付いていたので、それを30週くらいした。
    薄くて片手で持てる程度なので、通勤電車の中で読み込んだ。リスニング音源も使って、「スペル + 発音 + 和訳」のセットで頭に叩き込んだ。
    TOEICで出てくる問題やその題材的に使われやすい単語がピックアップされているので、内容としてはまず間違いない。
    世の中には分厚い単語帳もたくさんあるが、申込日から試験までの準備期間の短さを考え、230語を確実に覚える方針とした。

  • Reading問題
    800本で各セクションの問題構成を把握。
    あとは800本を1週解いて、解説読む。

    誤答した or 正答したが他の選択肢と迷った問題については
    「文法がわかれば語句の意味がわからなくても解けるか?」
    「語句そのものを知らないと解けないか?」
    「なぜこの1文がこの位置にハマるべきなのか?」
    「その情報はどこに書いてあったのか?」
    など自分の間違え方を理解し、反省したら次に進む。
    気持ち的には、前半の穴埋めを瞬殺して、後半の読解を少しでも時間に余裕を持って取り組めるように。

  • Listenning問題
    まずは問題構成を把握。
    800本を1週してみて、
    「リスニング問題の性質的に何が落とし穴になりうるか」
    「どれくらいのテンポで解答を埋めるべきか」
    「スピーカーの国籍ごとにどれくらい聞きやすさが異なるか」
    などの勘所を確認。
    どの問題も1度しか読まれないので、
    問題文を聴く・解答を確定させてマークする・次の問題文に目を通す
    という行為をどういうテンポで実施すべきかを考えた。
    あとはとにかく英語音声を流しまくって慣れる。
    移動中はTED見てた。
    英単語と同じで、色々聞き流すのではなく面白いスピーチの動画をいくつかに絞って何十回も聞いた。

    日本語字幕で見て「そもそも何の話をしているのか」を把握して、
    英語字幕で見て「ここはこういう内容の話をしていたな。英語だとそういう言い方なのか」などと勉強する。
    次に字幕なしで見て、英語そのものを聴きとって意味を理解できるように鍛える。
    最後に音声だけを流してテスト本番の環境に近づける。

    って感じのことを繰り返してた。


で、試験はどうだったのか

手応えは正直全然なかった。
800を目指すのであれば、R+Lで400点ずつ。
ただ、リスニングで400点取れるイメージが沸かなかった。
800本をやっていて感じたことは、オーストラリア発音の難しさ。
全然聞き取れるようにならなかった。

あと、「聞きながら頭の中で情報を組み立てて問題に答えられるようにする」能力がまだまだ足りていないことを痛感した。
試験会場で音声が頭の中を滑り抜けていくあの無力感。
試験を受けるかどうか問わず、もっと日頃から英語音声に触れていないとこの壁を超えるのは厳しい。

リーディングは目標点越せたかな?という感覚はありつつも、長文の最後の大問を解く時間が足りなかった。
単語がわからない部分があるなりに前後文脈から予想する、といったテクい考え方はある程度できた気がするので、単語の引き出しや読むスピードといった地力部分が課題。





で、結果はどうだったのか

Readingは概ね予想通り。
Listeningは正直実力以上のスコア。マークシート方式ゆえの、ラッキーパンチが多く出た気がする。

以上、そんな感じです。

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