１７音の「秋のつぶやき」１３選（増える鴨）

秋きたり下手へたの横好き徒然つれずれに俳句真似びて腹痛しかな

皆様へ

ウエル亀（カム）！
拙ページを御訪問下さり誠に有り難うございます！！

これらは俳句と呼ぶにはおこがましい、１７音のツブヤキです。
皆様にはお目汚しの非礼、平にご容赦願わしゅう。

万一お気に召したものがありましたら、お手数で恐縮ですが、コメ欄にて教えていただけましたら幸甚至極です☆LOVE

アッシュ拝

追伸：今後も増える鴨（かも）です(^◇^;)
トップ画像は「こたつぶとんさん」の力作です。メチャメチャ可愛い♪謝謝☆

ではでは、、、行きまーす！！

ビーサンやポツネンと居りをり秋の浜

砂浜に誰かが忘れていったビーサンが、所在なさげにポツンと一つ。
夏の終わりの感傷。

ベランダに秋を告げ来しこし赤トンボ

アパートのベランダに、赤トンボが「もう、とっくに秋になったよ」と告げにきてくれました。

金風きんぷうに在りかありか尋ねむ木犀花もくせいか

街を歩いていたら金木犀だか銀木犀だかの良い香りがします。
姿は見えないので、どれ、何処に咲いているのか秋の風に尋ねてみましょう。

秋虫の大音声だいおんじゃう命かな

秋の虫が我も我もと鳴いています。短い命の精一杯の大声です。

めえめえと何處いずくに向ふや羊雲

短歌の呟きを転用しました、、、汗

枯れ色に紅べにさし独り烏瓜

枯れ葉色の景色の中に、赤いカラスウリがぽっんと一つ。

星の子の揺りかご揺らす天の河

銀河は星々を産み育てています。
優しく渦を巻いて揺かごを揺らしている、お母さんみたいです。

晩菊の香り閑かにしずかに野辺送り

野辺を行く葬列を、晩菊の香りが閑かに見送っています。

露草や青く灯とぼれり道の端みちのはた

道端に露草が道ゆく人の足元を照らす、青い灯火のように咲いています。

歳月に紅葉もみじ流れて一期いちごかな

「歳月」という川に、紅葉が流れていく、、、人生のようであります。

秋風や狗子くしの耳毛に戯れざれてをり

秋の爽やかな風が子犬のモフモフ耳毛に戯れています。ふふふ

秋の宵家並やなみの灯火なを愛し

秋の夕暮れには家々の灯りが一層愛おしく思えます。

秋寒に羽布団出す夕べかな

急に寒くなって来たので羽毛布団を押し入れから引っ張り出しました。