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2020北海道ツーリングDay13

バイキングプランの朝は早い。

正直、数日前まであった素泊まりが売り切れていたので、やむなくの朝食付きプランだったのだけど、夕食でもバイキングを売りにしているホテルだけあって、なかなか充実した朝食バイキング。

和食と洋食、どちらも食べしまうSa・Ga。

今日はすでに最終目標地も決まっているが、天気予報は下降線。旅の最後にいいホテルに泊まるため、早めのチェックインを目指す。

峠を越え日本海側に近づくと天候が回復、気温は27度を越してくる。とはいえメッシュジャケットだと丁度いい気候。気分が乗ったまま一気に羊蹄山を反時計回りに回り、ニセコパノラマラインに向かう。

周りは晴れている…しかしすごい風だ!そして行手には暗雲が立ち込めている。果たしてこの先どうなってしまうのか。

結論から言うと…頂上付近では多少霧に包まれたものの、まともな雨に遭遇することなくニセコへ到着。途中、反対に走っているバイクを見かけたけど、終わりにあの晴れ間が広がっていると考えるとさぞ爽快感があるだろう。

道の駅ニセコビュープラザでドイツ製のソーセージ、ブラートブルストとニセコチーズタルトを頂く。ニセコは冬のスキーシーズンをピークに最近はほぼインバウンドと聞いていたが、なるほど外人が好きそうなカフェが多い…。

羊蹄山をさらに回り込んで、洞爺湖方面へ。途中、湖に近いかなり良さげなテントサイトを見かける。これが噂に聞く小公園、曙公園!しかし今年は残念ながらキャンプ禁止でテープが貼られているため、次回への雪辱を誓う。

途中、Twitter上でタレコミをもらった、北海道民のソウルフード(本当か?)のお土産屋、わかさいもの本店へ立ち寄る。

期間限定の皮付きスイートポテトにも惹かれたのだけど、かなり大きかったので、定番名物いもてんを頂く。砂糖と豆と小麦粉と揚げてるのでそれなりのカロリーかと思いきや、1個ならさほどでもなく。芋要素は…?

洞爺湖ではかなり綺麗な虹が見えた。虹向かってひた走っているとどんどん薄くなり、対岸に来る頃には消える。光の現象なので角度が変わったら当たり前なんだけど、こんなに近づく機会はそうないのでなんだか不思議な気分。
この洞爺湖以外でも、峠へ向かう間にかなりの虹と遭遇。虹を潜ったりしてテンションが上がる。太陽も出ているし、路面はドライ。絶対雨予報70%なんかに負けたりしない!!

雨予報には勝てなかったよ…

峠へ向かう途中で三国峠以上の霧と、ニセコ以上の強風に遭遇するも、全く駐車スペースらしきものがなく、峠を少し下ったところで少し広めの路肩を見つけ、追い風の状態でなんとか雨具を着る。峠を下って行くほどに雨が強くなっていったので、結果的にはこの時点ででも着たのは正解だった。
かなりの雨と風のため、慎重に峠道を登別方面に降りていく。この間のたった15分が、この旅で一番長く感じられた。

なんやかんやでなんとか本日の宿、第一滝本館に到着。リニューアルされたようで新しい部屋だ…!

景観はないけど、ベッド脇に電源やらUSBポートやらがあり、ユニットバス入り口には荷物やメットを置ける棚などもあり必要充分以上。
とりあえず雨雲やメットなど濡れたものを浴室にブチ込み換気扇をかけ、5種類もある源泉が自慢の風呂に突撃することに。

公式からのイメージ図です。
何せ広いので1回ではとても全て周り切らない。まずはレアな重曹泉を堪能し、硫黄泉で疲れを癒す。

お風呂をゆっくり堪能するために、食事はいちばん早めの17:00を選択。

この旅一番の豪華飯!コロナの影響で、コースと言えど料理を持ってくる回数を減らすために少しまとめての提供だったが、食べるのが早い僕にとってはかえって好都合。

酢の物という、普段ならサブっぽい品書きでずわい蟹が出てきてしまう。

十勝ハーブ牛のウニソースいくら載せ!これがこの旅一番美味かったかなあ。ご飯も松茸ご飯という豪華さ。 

デザートもなかなか。
食休みに、いろんな機器の充電をチェックしながら、少し仕事を片付ける。最高の宿の感触と、3日後には現実に戻らねばならない気持ちとで揺れ動く。
少し落ち着いたところで再度風呂へ突入。今後のことも考え、少しサウナで汗を取り疲れを癒し水風呂へドボン。今回もやはり1本だけで整ってしまう…人は疲れてると1本で整える…。
その後は食塩泉で体を温め、カサつきやすい肌を芒硝泉で癒す。
外を見ると雨が止んでいたので、少し散歩がてら近くのセコマへ。

特段好きなわけじゃないのに、北海道ではなぜかコーラではなくガラナを選んでしまうなあ。

明日も天気は良くない予報。ここからフェリーまでは最速1時間、一体どうやって時間を過ごそうか。

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