遺物は少なめ、勉強には最適ー秋田県埋蔵文化財センター[JOMOSEUM]

秋田県は北部に「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する遺跡があり、注目の縄文スポット。その秋田県の埋蔵文化財センターは県南の大仙市にあります。

ここの埋文は平安時代の遺跡の隣りにあり、旧石器から近世までの全体を扱う施設なのであまり縄文に期待していくと拍子抜けしてしまうかもしれません。でも、大型のアスファルト入り土器や漆塗り土器、異形石器といった資料価値の高そうな遺物がありました。

土偶は貸出中でしたが、普段はいくつか展示があるようです。

遺物はそれほどありませんが、解説パネルで秋田各地の遺跡についての情報を知ることができるので、勉強が目的なら秋田県の全貌がわかっていいのではないでしょうか。

縄文の遺物の良いものの多くは秋田市の県立博物館にいっているので、遺物を見たい！という方はまずそちらへどうぞ。

秋田県埋蔵文化財センター（HP）
住所：秋田県大仙市払田字牛嶋20番地
開館時間：9時～16時（年末年始、一部祝日休館）
入館料：無料
撮影：可
アクセス：大曲駅からバス（羽後交通千屋線、1日4本、土日祝運休）で約30分、埋蔵文化財センター前から徒歩2分

企画展もやっていて、年に1回か2回展示替えがあります。前回訪れたときは縄文の企画展をやっていました。

縄文の遺物が見られる博物館・郷土資料館情報はこちら

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