プロのご相談「ネガティブから抜け出せないクライアントさんがいます。」
かなりネガティブの強い方は、よくなりたいという気持ちがあっても、一人になるとどうしてもネガティブな思考に戻ってしまい、改善する行動が起こせない、という傾向があります。
やるべきことをやらずにサボっているとかではなく、本人もどうしようもないもので、そこには主に2つの原因があるようです。
1 ネガティブな経験によるトラウマがあること
2 生まれ持った気質によるもの
このどちらか、または両方の場合も。
どちらにしても、このままコーチングを続けていても難しいので、それぞれに応じた対処をしていく必要があるでしょう。
1は、本人が自覚している場合と、自分がトラウマを抱えていることに本人も気づいていない場合があります。
「リセット・セラピー」を受けていただくと、何が心の傷となっているかに気づき、それを癒し、長年のネガティブな思考を手放していくことができます。
その後、コーチングを再開すれば、前進されるようになるでしょう。
2の場合、生まれ持ってネガティブということではありません。
まっすぐで考え深い気質で、どちらかというと論理的な思考によるものです。
世の中は白黒つけられないことや予測不可能なこと、不公正なことも多々ありますよね。
そうした、割り切れないことに対する怒りや不安、恐れが重なり、すべてをネガティブに捉えるようになってしまうのです。
その思慮深い気質を変えるのではなく、「気づきを起こすレッスン」というトレーニング・プログラムで、むしろ活かしていく形で思考や行動を変えていくことができます。
1回では難しいので、何回もレッスンを続けていく必要がありますが、少しずつ変化が見られてきたら、コーチングも再開できるでしょう。
これらのセラピーやレッスンをご紹介いただくか、もしくはご相談者様がコーチングの技術にプラスして、これらの技術を身につけていただくという方法もあります。
「悟りを目指すレッスン」というものから始め、「実践スピリチュアル・カウンセリング」の一部と「セラピスト・コース」を受講していただけると、さまざまなお客さまの対応方法がわかるので、今後のお仕事にとても役立つのではないでしょうか。
よろしければご検討くださいね。
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