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「選択しない」も選択である(「保留」にこそ期限を決める)

GTDは仕事術であるので、物事の整理に力を発揮しますが、本質としてはその整理した状況の中で、納得の選択をするという部分にあります。

ただ、毎回自分が「選択する」を能動的にしているかというと、もう疲れたから、選択したくない!流されたっていいよ、という気持ちにもなるかと思います。

「選択しない」も結局は選択している

逆説的(?)ですが、「選択しない」というのも一つの「選択」になっています。ただ、これの良くない点としては、「期限を決めない保留」となってしまっている点です。これは危険な選択です。

「やること」よりも「保留」にこそ期限を切る

GTDで面白いのは、「やること」に期限を決めるかどうかがオプションであり、絶対ではないとしているのに対して、「保留」の事項には、必ず見直す日付をいれる、というところです。

理由は単純で、「やること」は自分がやると決めているから、期限を決めなくても実行につながります。それに対して、「保留」にしたものは、やるかどうかすら決めてないので期限を決めておかないと、単なる中途半端な思いつきで、そのうちに忘れてなくなってしまいそうになります。

曖昧なものは、いつまで曖昧なままにしておくか、ということを決めておくのです。それも明確化の一つです。

いつも「行動」を選ぶ必要はないのです。ただ「選択」は(「選択しない」という選択含めて)いつもするのです。




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