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忘れることの重要性

人間は忘れることができます。これはデメリットではなくメリットと考えるべきでしょう。

もし忘れられないとしたら・・・

何でも忘れないでいられるなら、抜け漏れなく仕事ができたりして良さそうに見えるのですが、はたしてそうでしょうか。

何事も記憶して忘れることができないとしたら、おそらく何か作業をしている時でも、100%作業に集中をすることができないでしょう。常に色々なことが頭に浮かぶ状況だからです。

よく我を忘れるほどに集中する、といった表現をしますが、集中状態とはそのことだけに向き合って、それ以外のことは忘れ去っている状態といえるのではないでしょうか。

この考えは、GTDの仕事術に触れてから思うようになったことです。集中することの重要なキーは実は上手く忘れることにあるのです。

忘れられるから集中できる。忘れるから・・・

忘れちゃいけないものはリストで管理して、思い出せるようにしておこう。それがGTDの仕事術における「リスト」の位置付けです。

あとは、思い出だって上手く忘れられるからなんとか生きていられるのでしょうね。いつまでも記憶をひきずったままだと、あまりに疲れるし、生きるのって大変になったでしょう。

「時が解決してくれる」・・・このご時世ですが、これはやっぱり金言でしょうね。

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