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私は、福祉グラデーショナー

タイトルの名の通り、「福祉グラデーショナー」を名乗っていこうと思います。
だからはじめてノートを書いてみようと思います。

「福祉グラデーショナー」は私が勝手に作り出した肩書きで、名乗るのは自由で早い者勝ちなので!
簡単に言えば、福祉の現状などを福祉に興味がない人、無縁だと思っている人たちに繋げて、福祉への関心を高める人ということです。
架け橋になるのは荷が重いけどグラデーションの一部分なら担えるのではないかと考えました。

福祉はすべての人に関わりのあるものですが、あえて説明しやすいように以下ここでは、狭義の福祉(生活困窮や心身の障害を抱えているなど、法律において支援の対象となる人たちに関わるもの)の意味を使います。

私は児童虐待問題に興味を持ち、大学では社会福祉を学び、来年度からは社会人です。以前、とある機会が巡ってきて児童虐待について考えるワークショップを行いました。その会場を管理している学生がたまたま聞いていて面白かったから、今度何か一緒にやりたいと声をかけてくれました。その方は、教育を学ぶ学生で一般の就職活動に熱心に取り組んでいる方でした。福祉に興味はありますが、どんな当事者がいるのかリアルなところまでは知らないといった感じでした。

「こんなふうに少しずつ福祉の外の人たちに広げていけたら素敵だな」「もっとリアルを知りたければ、自分よりもより当事者の近くで活動してる人も自分なら紹介できるしな」などと話していて、「何かグラデーションみたいだね」と言ったのがはじまりです。勝手にグラデーション理論とか言って話が盛り上がりました。

よく、何かの架け橋になりたいというものを見ますが、福祉と福祉外の人の架け橋なんてこれからどれだけ勉強すればできるのかって思います。だけど、グラデーションの一部なら担えそうな気になりませんか?そんな気がしたんです。

自分はありがたいことに、最近は経済やテクノロジーの発展の話などに興味を持っています。これらから今後を考えることは福祉にも深く関係していることを実感してるからです。何より自分の生活にも。

学生生活の中で福祉業界に自分なりにどっぷり浸かってきたつもりですが、福祉とお金はなんとなく触れにくい雰囲気があって経済的な視点はすごく弱いなと常々思ってきました。だからか、一般企業などの経済の場と福祉の場にはすごく溝がある気がしてます。それを埋められたらなと、そのグラデーションの一端を担いたいなと。

ある人は奨学金制度を利用したいが、虐待の後遺症か、もともと発達障害のようなものをもっていたのか、文章を読み込むことができず、書類を取り寄せても申請ができないとなっていました。奨学金制度を用意した企業はこれを想定していたでしょうか。資源が資源になるためにはこのような溝を埋めなきゃなって思ったりするんです。

自分の立ち位置は、福祉よりの経済への関心が少しある人くらいかな。声をかけてくれた就活に熱心な彼女の立ち位置は、経済よりの福祉への関心がある人かな。こうしてたくさんの人がグラデーションを担えば溝が埋まっていくのではないかと。

大尊敬している分身ロボットを発明した吉藤オリィさんは、自分の肩書きをロボットコミュニケーターと作り、自分で名乗りました。それに触発されて福祉グラデーショナーを名乗ります。
児童虐待問題について考える企画をできたのは、福祉グラデーショナーとしてできた一つだと思います。これから何ができるか考えていきます!

まだまだ初心者ですが、福祉が限られた対象のものではなく、人々がより豊かになるためのものであることを発信していきます。よかったらサポートよろしくお願いしますm(__)m