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【GSセンターの歴史】第1話「しゅんDの初日」

こんにちは!GSセンター学生スタッフのしゅんDです。

お家時間企画もさすがにネタが尽きてきた今日このごろ、かねてより私が個人的にやってみたいと思っていた「GSセンターができるまで!」をお送りします。なお、アイコンは手書きです!やったーー!(大げさな効果音)

GSセンターは手作りなんだよ、感を出したくてやってます(本当はデザインソフトが使えないだけです(てへぺろ)(小声))


「GSセンターができるまで!」とは、GSセンターがどうやってできたのか?そこにはどんな人がいて、思いがあったのかを記事にして不定期に更新していきたいと思います。



なぜ歴史の話をしようと思ったのか

以前、「日本のフェミニズム」という本が出たときのブックトークに伺った際に北原みのりさんが「男性の歴史ってたくさんある。駅や公園の偉そうな歴史上の人物はみんな男。男が男の歴史を書いて、男が男の銅像を作ってお互いに認め合っている。なのに女の銅像って言ったら裸婦ばっかりでしょ?だから女が女の歴史を書きたいと思って」というようなことをおっしゃっていて、とても印象に残ったことをよく覚えています。

↑GSセンターにもありますよ!

だから多少大げさではありますが、GSセンターはGSセンターがどんな風にできたのかをちゃんと自分たちで書いて残した方がいいと私は思ったのです!(ここで壮大な効果音)

もちろん様々な批判があるように、歴史を「書く」ということに伴う歪曲や権力関係、「書かれない」歴史......うんぬんがあることは承知の上で、まぁそこは気楽なコラムだと思って読んでください、、、、!


そもそもGSセンターって.....?

早稲田大学GSセンターとは、①相談、②リソースセンター、③コミュニティスペースという3つの役割を持った学生支援センターです!

ジェンダー&セクシュアリティに関する相談を、専門職員さんにすることができるという相談業務を軸に、コミュニティスペースでイベントを実施し学生の居場所づくりをしたり、リソースセンターとして本や外部団体の資料を取り扱っています。

また、学内のさまざまな制度の改革のために日々職員さんたちは、大学の縦割り業務の壁に阻まれながら奮闘をしています!出席簿や保健センターの問診票から性別欄がなくなったり、軽井沢セミナーハウスをあらゆるジェンダーの人が使いやすい施設になるよう提言を行ったり、学内の職員さん向けに研修をしたり.......!

詳しいことはHPをディグるといろいろ出てきます。

また最近リリースされたGSセンター2019年活動報告書を参照いただくと具体的にこの一年の活動がわかります。


そしてこのGSセンターは、学生の提案から実現したものなのです!

早稲田大学には、ざっくり言うと学生からの企画を募集し、それを実現するチャンスが与えられるWaseda Vision 150 Student Competitionというコンペがあります。

2015年のWaseda Vision Student Competition 150の総長賞を取った、「ダイバーシティ早稲田」という学生団体による「早稲田大学にLGBTセンターを!」という提案がすべての始まりでした(残念ながら企画動画は早稲田大学関係者のみしか閲覧できないようです…GSセンターでは閲覧できるので、是非お声がけください!!)。



GSセンターはじまりの日:2017年4月3日

GSセンターの初日は、2017年4月3日でした(たぶん)(えっ)


初日に勤務した学生スタッフは、しゅんDでした。

まだ殺風景な10号館2階のGSセンターに入り「えっと何すればいいんでしょうか?」と職員さんに聞く私。

大賀さん「んーー?私もちょっとわかんない...。」


そしてとりあえず生協に行き、紙をペンを購入し「GSセンター」と書いて、ドアに貼り付けました!!!!!!!!!

GSセンター入口


以上!!!!!初日!!!!!!!!!!!!!!

なお、この手書き看板は去年くらいまで貼ってありました。パステルカラーすぎて存在感がなかったんですが。今では優秀な学生スタッフが何でもデザインソフトで作ってくれます♡この記事は「前史」を書くので、ちょっとしたデザインは手書きでいくぞぉおらあああああ!


で、とにかくオープンしてみたものの、なんだか何をしたらいいのか....というよりも一体何から手を付けたらいいのかパルプンテ状態だったことをよく覚えています。実は部屋のレイアウトも全く定まっておらず、当時は「どうしたら居心地よくなるか」をセンター全体で模索していたように思います。

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(今と比較するとレイアウトが全然違う…!!!!!)

ただ、先輩たちが提案し夢に見てきたGSセンターが本当にオープンしたことが信じられず、とてもふわふわした気持ちでした。ひとまずはオープンできたことに安心すると同時に、ここからが勝負だぞー!とも思っていました。



と、いうことで、これがGSセンターの初日です。(しゅんD視点)

ここに至るまでのあれやこれやをどうにかこうにかまとめて記事にしていきたいと思います。(意気込み)


しくよろおなしゃす!!!!!!!!

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【GSセンターの歴史】シリーズ
第一話 しゅんDの初日
第二話 「LGBTセンターを作ろう!」になるまで。
第三話「卒論そっちのけ!コンペ決勝への道!!」
第四話「いざ勝負!コンペ決勝」