見出し画像

道後にて

松山市民が道後に泊まる事はあるのだろうか?知り合いが来松した時か。
巷ではGo toの是非が喧しいが、この春からの市民として、新鮮さが薄れていない今を、その機会としたい。

スクナビコナの社を臨んで

温泉本館の裏手、マリメッコな空間のあるホテルでグラスを傾け、北欧と温泉のマリアージュを思う。
サウナはどうも好きにはなれないが、雲が垂れ込める長い冬の彼の国では、精神衛生上、必要なものなのかもしれない。
梅雨明けの蒸し暑い夏にも関わらず、最上階の熱い湯に浸かり、全身の毛穴を解放する。これを易行というのか。

エイルの望み

対して、結婚とは苦行である。
価値観の違う二人が、ひとつ屋根の下暮らし、子供の教育を担い、成長を願う。
言うは易いが、何故にこれほど難しいのか?
アートで彩られた温泉街をしっぽり堪能出来る筈もなく、欲求との妥協に時間を盗られる。それぞれの子らが、各々の考えを持ち、表明する事は、本来望むべきものだ。しかし、自らが愛の技術の研鑽を怠り、優先順位を誤れば、苦悩する日々を過ごす事になる。
幸福度が高いという北欧では、実は離婚率も高い事実。心から湧く「求める気持ち」が、多くの家庭に真の幸せを導きますように。

温泉は癒しだ。
Go to Dogo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?