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【メンバー紹介#5】 「代替タンパク」をキーワードに見つけた次の挑戦。頼もしすぎる経歴の元商社マンが、グリラスにいる訳

グリラスストーリーズ

グリラスの歴史と未来を語るメディア「グリラスストーリーズ」。今回は、6人目のグリラスメンバーのご紹介です!

前回のインタビューはこちらから
https://note.com/gryllus/n/ned241658f3fd

今回お話を伺ったのは、2021年10月に入社した営業担当の益子実紀範さん。

「益子さんは代替タンパクのプロだから!」という事前情報のもとお話を伺うと、大手商社で現在話題の「植物タンパク質」の取り扱いを新たに開拓したというのだから驚きました。グリラスとしては当然心強すぎるメンバーなのですが、そんな益子さん目線でのグリラスってどんな会社?商社としての関わり方もあった中で、益子さんがグリラスにジョインするという決断に至るまでのお話を伺いました。

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益子さんってどんな人?

生まれてから一番長く過ごしていたのは東京です。父の転勤で少しだけ名古屋にいた時期は毎日のように虫取りをするくらい外遊びが好きな子だったのですが、東京にはそんな環境も無く、周りと同じように塾に通って勉強するごく普通の小学生だったと思います。

その後は勧められるままに中学受験をして、中高一貫の男子校に入学しました。運動不足に悩むも、「走るのは苦手だから」という少し後ろ向きな動機で水泳部に入り、それを6年間続けることになります。蓋を開けてみると、その部は「競泳」ではなく「水球」がメインの活動でした。競技人口も少なく、母校はその中でも全国的に見ても強い方だったので、中学からのスタートでもインターハイや国体に参加することができました。

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もちろん、ほぼ毎日水球に打ち込む生活で、勉強は二の次三の次。当然、授業の成績はあまり良くなかったです(笑)。文理選択も周りに流されてなんとなく理系に。進路を決める時期に何か大きな夢や目標は無かったのですが、実験が好きで化学が苦じゃなかったので、その勉強が出来る都内の国公立大学に進学しました。

これは自分でも予想外だったのですが、結局大学でも水球は続けました(笑)。入学した大学の水球部に中高時代の知り合いがいて、声をかけられました。これまでと比べかなり緩めの部活動を楽しみながら、部活以外にも学部の同期や、アルバイトをしていたふぐ料理屋さんのバイト仲間と朝まで遊んだりして、すごく大学生らしい日々を過ごしていました。

学部では有機合成化学を中心に勉強していて、大学院に進学後も同じテーマをより深掘りするようなイメージ。だったのですが、元々身体を動かすのが好きだった反動からか、一日中研究室で実験することが辛くなってしまい、研究職以外で就職活動を始めました。理系の大学院から入りやすくこれまで勉強してきたことが活かせそうな仕事、かつOB訪問をしながら面白そうだと思ったのが「商社」でした。

グリラスに来るまでの経歴

最終的に、新卒で選択したのは東京の総合商社です。会社って、何もかもきっちり教育する所と、とりあえずやってみろ!と実践を重視する2通りがあると思うのですが、入った会社は完全に後者。右も左もわからない中で、いきなり現場に放り出され、1日1日を乗り越えるのに必死でした。

当時僕が配属された部署は、米や小麦を取り扱う部署で、海外からの買い付けや、買い付けた商品をきちんと国や客先に受け渡しをする仕事です。学生時代の勉強はほとんど活かす機会はありませんでしたが、何万トンという単位を扱うスケールの大きな仕事が新鮮で、忙しくも楽しく働いていました。

仕事.コンテナ船

7年くらい経った頃、今の自分の実力が外でも通じるのだろうか?と考えるようになり、別の商社に転職をしました。食品全般を取り扱っている外資系の会社で、穀物の取扱量も世界有数の大企業。そんな環境であれば、世界の食の動きを知ることが出来るのではないかと思いました。

大きく変わったのは、取引相手が国ではなく企業になったことです。前社で取り扱っていた穀物は行政とのやり取りが主だったのですが、新しく配属された部署ではアルコールなどを取り扱い、民間企業のお客さんとやり取りをしながら、ビジネスをしている実感がどんどん強くなっていったのを覚えています。海外出張が多くて、ブラジルに行った時には一般家庭に招待して頂いて家庭料理をごちそうになったり、ベトナムの田舎で何が入っているかわからない鍋を食べたり。今思い出すと、すごく刺激的な日々を送っていました。(笑)

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業務が幅広い、というのはどこの商社も同じだと思うのですが、時間の管理も含めて個人に任されている会社で、他の部署に迷惑がかからない範囲であれば何でも自分の裁量でやっていい、というのは外資系らしい自由なポイントだったと思います。

そんな環境だから始められたことであり、この会社での一番大きなチャレンジが「植物タンパク質の取り扱い」を0から始めたことでした。欧米では先にその流れが高まっていたのにも関わらず、会社で誰もやっていない。なら、自分がという思いで手を挙げました。最初は既に担当しているビジネスを行いながら植物タンパク質の取り扱いを兼任していたのですが、収益が着実に伸びていく中で部署を異動し専任担当になり、会社としてもきちんと収益があがるビジネスに成長させることができたと思っています。

ようやく落ち着いたタイミングで、あとはそれをさらに伸ばしていくだけ。ではあったのですが、そこである種の達成感を感じてしまいました。先々の見通しが立つと、もう自分じゃなくても良いよな、と。そこで次に取り扱うべき新しいたんぱく質を探すようになって、見つけたのがグリラスでした。

グリラスを選んだ理由とこれから

代替タンパク市場がこれから増々伸びるという確信は、植物たんぱくの取り扱いを始めた頃からずっと変わっていません。昆虫食のこともリサーチの中で知っていて、興味を持っていました。

商社という立場でグリラスと関わる方法もあったと思うのですが、実際に話を聞いていると自分も中に入って主体的にやっていく方が絶対に面白い。昆虫食の市場が日本にほとんど無い中で、一から開拓し、市場を作っていくチャンスってなかなか無いだろうなと感じました。

代表の渡邊が「研究から加工まで全部を国内でやりたい、国内で育てたものを海外へ届けたい」と語っていたことも入社の決め手の一つでした。昆虫食市場は海外の方が進んでおり、かつコストも安く勝負しやすいと思いますが、あえて日本から勝負するという想いに共感しました。また、渡邉が「なんなら輸送中のコンテナの中でコオロギを育てながら届けたい」と話をしていたのを聞いてびっくりしたのを覚えています。長年貿易業務をしてきた身からすると考えられない発想です(笑)そんな発想を持つ人は中々いないと思うし、そんなことができたらすごくおもしろいですよね。

良いお給与をもらいながら働く道もあったけれど、心地よい環境で衰えてしまうのも嫌でした。もう一度チャレンジしてみたい!と強く思い、今に至ります。

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最初の仕事は、東京で開催された展示会に同行することでした。入社4日目です。見よう見まねでコオロギの説明をしながら、その中で自分のインプットも深めることができ、良い経験になりました。まずは、セールス部門や全社共有のメールファルダがあったのでその全てに目を通して、現状の把握、今後のアクションのイメージを掴み、自分の仕事を考えて動きました。ただ、いろいろ足りないところが多くて、これがベンチャーかと思いましたね(笑)。

現在はBtoBの営業を主に担当していて、今日も商談のため東京出張の最中です。日本のお客様にはまだまだ昆虫を食材として取り扱うことは浸透しておらず、いろいろな反応がありますが、それは入社前からわかっていた当たり前のこと。今すぐ次に繋がらなくても、いつか身を結ぶ種を撒くような気持ちで、「徳島にグリラスという会社があること」「日本でコオロギの研究・飼育・加工・販売にチャレンジしていること」など、僕らのことを少しずつ様々な人達に知って頂ければと思っています。

まだ入社して間もないですが、目標は大きく、どうせやるなら「世界一のコオロギの会社」にしたい。グリラスにはそれが出来る技術や熱意に溢れたメンバーがいると思っています。常に市場をリードして、新しいことにチャレンジしていく、そんな会社を目指すお手伝いができれば嬉しいです。

そうそう。そういえば、グリラスの設立日5月9日は私の誕生日なんです(笑)。面接の時に気づいたのですが、今思うと何かご縁があったのかもしれません。


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益子さん、ありがとうございました!

株式会社グリラスでは、今回ご紹介した益子さんや他の個性豊かなメンバーと共に働いてくれる仲間を大募集しています!コーポレート・営業・研究など、やりたい業務が要綱になくても、お気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしています!


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