今年は暖冬？大雪？

　先日、NWS（米国立気象局）によって今後ラニーニャ現象が発生する可能性が高いというニュースが発表されました。

https://jp.reuters.com/article/weather-elnino-idJPKBN2G609Q

ラニーニャ現象、数カ月以内に発生　冬季継続へ＝米気象局

　ラニーニャ現象とは太平洋の赤道付近での海水温が低くなって発生する世界規模の天候異常です。逆に高くなるのがエルニーニョ現象で、言葉がちょっと覚えにくいです。

　このラニーニャ現象は大雪の原因とされていて、特に冬季に発生した場合に日本ではしばしば大雪に見舞われます。これはラニーニャによって日本の上空を通る偏西風に蛇行が生じてシベリアの冷たい空気が日本に入りやすくなり、その結果冬型の気圧配置になりやすくなることで雪が降ります。昨年の大雪もラニーニャの影響とされていましたが今年の6月に収束し、現在は平常と同じ状況にありましたが、それがこの先２〜３ヶ月で変化する予兆があるそうです。

　という事は、今シーズンの初めは雪が降りやすいかもしれません。雪山好きには良いニュースですね！

　ただ、災害クラスでの雪にならないことだけは願いたいものです。昨冬年末年始の大雪は特に湯沢で大変なことになっていたので、雪山だけ大雪になることを期待しましょう！